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影響力のある人材の可視化

公開日2018/06/13 更新日2018/07/09

お客様と話していて出てくる課題の一つが「リーダーの抜擢人事」です。

新規事業を任せたい人材や、次世代幹部候補として期待する若手を発掘して適切に配置をしたい ー そんな考えから出てくる課題です。

これまでであればこれは予想以上に厄介な課題です。

たとえば組織構造から「対象人材」を探そうとすると、役職の付いている人材をベースに考えていけばいいかもしれません。しかし役職が付いているからといってリーダーやマネジメント能力の適性があるとは限りません。たまたまその職種が向いていて、かつ長いことその職務に関わっていたために昇進・昇格したという可能性もあるからです。特に日本で長いこと使われてきた「職能型」「年功序列型」の人事制度が残っているとこのリスクは大きくなります。

一方、現場に依頼をして「対象人材」を推薦してもらうこともなかなか困難です。優秀な人材であれば、当然現場のトップは囲い込みをしたいという心理が働きますので必ずしもトップパフォーマーを推薦してくるとは限らないからです。私が以前お手伝いをしていた社内リーダーシップ育成プログラムでも、現場から人材を出してもらってやったことがありましたが、将来の役員クラスに適切か疑問を感じる人材も少なからず入っていました。

上記のように、人事が探す場合、現場トップに依頼する場合ともになかなか適切な人材が出てこない可能性があるということです。

ではどうすればいいのか。

ひとつの方法は、現場トップではなく現場の意見を把握することです。普段一緒に仕事をして話をしている人であれば、「対象人材」の能力や影響力を一番理解していると考えるのは自然です。現場が評価している人を可視化すれば自ずとリーダーとして影響力を持つ「対象人材」を特定しやすくなります。
現場が「この人は有能」「この人は信頼できる」と考える人材はより客観性のある情報として考えられます。

組織ネットワーク分析(Organization Network Analysis)という分野でこういうことができるようになってきています。組織を、構造ではなくソーシャルネットワークとしてとらえ、人間関係の強さやコミュニケーションの質を理解しようとする分野です。

組織における人材を可視化すること。
それも「影響力のある人材」を可視化できると嬉しいことがたくさん出てくるのではないでしょうか。

参照URL:/news/detail/249/?url=http%3A%2F%2Fwww.cydas.com%2Fblog%2F489%2F


記事提供元

人事情報から人材情報へ サイダス
サイダスは「データを介して人と組織を可視化する」クラウドサービスCYDASを通じて、すべての働く人の才能を引き出し、誰もが活躍できる組織や会社、さらには社会をつくることに貢献しています。

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