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感染拡大の原因は「気の緩み」か「GoToトラベルによる移動」か?

公開日2020/12/17 更新日2020/12/18


11月下旬から、新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大傾向を示すなか、各自治体が飲食店の時短要請やGoToキャンペーンの一時停止など、それぞれの感染状況に応じた予防対策を打ち出している。

これまでは経済対策優先で「手洗い・マスク・3密を避ける」に「静かなマスク会食」などの対応をしていた政府も医療関係者や感染症対策の専門家からの指摘や世論に応じて「GoToキャンペーンの一時停止」を決定した。

ただ、果たして「GoToトラベルで感染が拡大した」というエビデンスはあるのだろうか。

そもそも感染が拡大している原因は何か。選挙調査を行う株式会社グリーン・シップが、11月下旬に実施した「GoToトラベルキャンペーンに関する調査」では、感染拡大原因1位に「気の緩み」が33% 、「GoToトラベルによる移動」は30%で2位という結果だった。

年代別・性別でみていくと、「GoToトラベルによる移動」に対する懸念を強く抱いているのが40代以上の女性が多く、40代が40.8%、60代が52.6%、70代が43.3%となっている。

もちろん、科学的な根拠は大切だが、3割は皮膚感覚でGoToトラベルによって多くの人が電車や飛行機で移動し、観光地に集まることに感染のリスクを感じているということのようだ。

ちなみに、GoToトラベルで行きたい都道府県は、1位が北海道、2位・沖縄県、3位・京都府、4位・東京都、5位・長野県である。人気観光地を抱える都道府県が上位にランクインしているが、その上位の地域で感染が危機的な状況になっていることも見逃せない。

それにしても、そもそもGoToキャンペーンは、感染がある程度収まってからの事業だったはず。
果たして、一次停止となったGoToキャンペーン、その効果は感染者数などの数値に現れるのだろうか?
年末から年始にかけて、感染の状況がどうなっているのか、注意深く見守る必要がありそうだ。
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