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会計士がキャリアアップのために転職を考える場合、スキル・専門知識・経験を活かせる選択肢は多数ありますが、その候補の1つとなり得るのが投資銀行です。
リーマンショック後に注目度が下がった時期もありましたが、会計・ファイナンスの専門家が能力を発揮して高い報酬を得る場として、投資銀行は魅力ある転職先といえます。
今回は、投資銀行における仕事内容や望ましい転職の年齢、活かせる会計士のスキル、転職後の年収などについて詳しく解説しましょう。
投資銀行の主な業務内容は、法人を対象とした証券業務やM&Aの仲介などです。
銀行というと、個人や法人から資金を預かって、借入を望む企業に融資を行って利益を得る商用銀行をイメージする方が多いでしょう。
しかし、投資銀行にはそもそも預金機能自体がなく、アドバイザー業務に基づく手数料が利益の源泉です。そのため、企業などに融資を行うことはありません。
欧米では古くから投資銀行は一つの法人として独立して存在しています。
一方、日本の場合、以前は商用銀行内に投資銀行部門が設置されるケースが一般的でした。ところが近年では、海外資本に対抗すべく、投資銀行であることを宣言する法人も登場しています。
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