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5月8日から新型コロナの感染症状の位置づけが、2類から5類へと移行する。気になるのは5類移行が景気回復につながるか、ということではないだろうか。
コロナ前の日常が戻りつつあることは、繁華街や観光地の人出が増えていることで感じられる。さらに、訪日外国人観光客の姿がここにきて一挙に増えていることは、まさにwithコロナを実感するような光景でもある。
こうした光景を目の当たりにすると、景気回復への期待が高まるだろう。リスクモンスター株式会社が実施した調査「新型コロナウイルス5類移行に伴う影響*」によると、7割を超える企業が5類移行で「景気が良くなる」と見込んでいることがわかった。
とくに、景気回復への期待が高い業種が建設業で、5類移行がプラスになると見込んでいる企業は9割を超えている。
5類移行によるプラス要素として、事業活動の面では対面営業の増加や現場作業がしやすくなるといったことが挙げられる。労働環境でも懇親会や社内レクリエーションの増加、テレワークの減少など、リアルな接触機会が増えることを期待する声が多いようだ。
一方、2類から5類へ移行しても、変わらないと受け止めているのは「採用のしやすさ」「仕入れの安定性」「残業時間」「手当の金額」などだ。
2020年から3年間も社会活動の制限が続いただけに、制限緩和が経済活動にプラスに働くと期待する声が多いものの、コロナの不安が完全に消えたわけではない。厚労省専門家会合によると、GW明けに感染拡大となり、それは第8波を超える規模になる可能性があるというものだ。
実に間の悪いタイミングで5類移行となるが、これまで何度も感染の波が繰り返されてきた経験をしているだけに、企業は期待しながらも慎重に受け止めようという意識も働いていることがうかがえる。
すべてを完全にコロナ前に戻すのではなく、コロナ禍でスタンダードとなった活動は維持しながら、コロナ前のスタンダートと融合しながら事業活動を続けようとしているようだ。
果たして5類移行で景気は上向くのか、それとも下振れとなるのか、その答えが出るのは第9波の感染状況次第となるかもしれない。
*調査概要
・調査名称 :第1回「新型コロナウイルス5類移行に伴う影響」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア:全国
・期間 :2023年3月8日(水)~3月15日(水)
・調査対象者:リスクモンスターグループ会員企業
・有効回収数:315サンプル
■参考サイト
@Press|第1回「新型コロナウイルス5類移行に伴う影響」調査 回答企業7割が景気回復を予想 求められる『コロナ以前』と『コロナ禍を経た』スタンダードの融合
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