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KDDI株式会社は2025年3月6日、基幹職(非管理職)に対する平均約6%の賃上げを行うことを発表した。併せて、2025年4月に入社を予定する新卒社員の初任給について、2.5万円のベースアップを行い、30.5万円からとするという。なお、高いスキルを持つ新卒社員については、初任給が最大で36.5万円となる。
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●約7割の経営者が“大幅な賃上げ”にためらい…「業績」や「生産性」への懸念から、定期昇給の実施もおよそ半数に
KDDIは、「全従業員の物心両面の幸福の追求」との企業理念を掲げている。同社はこの理念のもと、近年の物価高騰や社会保険料上昇を受けても全従業員が安心して同社で働くことができるよう、給与のベースアップを行うという。
さらに同社は、採用競争が激化する中で専門性の高い人材を確保することを目的として、新卒初任給の引き上げも同時に実施する。なお、この初任給引き上げは、入社後も安心して将来のキャリアプランの実現に向けた業務・自己研鑽ができるような支援も目的としているとのことだ。
同社は2020年に「KDDI版ジョブ型人事制度」を導入しており、同制度では職務とスキルを明確に定義し、実力に基づいた評価・報酬で社員の成長を加速させることを目指している。今回の賃上げでは、高評価者を対象に特別昇給および特別賞与の支給を行うことで、社員それぞれが自身の専門性や能力を深め、社内外のパートナーと連携しながら成果を創出することを目指し、自発的に行動することを促進していく構えだ。
今回の賃上げでは、......
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