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経理は転職しやすいって本当?経験者が転職しやすい理由や転職のポイントを解説!

公開日2025/06/18 更新日2025/06/17 ブックマーク数
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経理は転職しやすいって本当?経験者が転職しやすい理由や転職のポイントを解説!

数ある職種の中でも、「経理は転職しやすい」と言われています。
しかし、実際に経理の方が転職を考えた場合、「本当に希望する条件で転職できるのか」「キャリアアップできるのか」など気になることがたくさんあるのではないでしょうか。
転職市場において、経理の経験者はどのように評価されるのかは気になるところです。

この記事では、「経理は転職しやすい」と言われる理由について、経理の採用で求められるスキルや知識、転職のポイントを交えて解説します。

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経理は転職しやすいと言われる4つの理由

なぜ「経理は転職しやすい」と言われるのでしょうか。
主な理由としては以下の4つが挙げられます。

すべての企業で経理業務は必須だから

お金の出入りを管理することは、業種や規模を問わずどのような企業においても欠かせません。
日々の取引記録や税務申告といった業務は、企業規模や業種に関わらず必要とされるため、経理には一定の需要があります。
営業職などに比べれば求人の総数は少ないですが、知識と実務スキルを備えた経理経験者であれば比較的転職しやすいといえるでしょう。

経理の専門スキルは汎用性が高いから

経理業務はある程度ルールに則った処理が求められます。それは、業種や規模に関わらずどのような企業に共通する点が多く、経理経験は汎用性が高い点が特徴です。
例えば、財務諸表の作成、月次・年次決算の処理、消費税・法人税などの税務知識、経費精算や資産管理の運用スキルは、業界を問わず活用できるでしょう。

近年ではクラウド会計ソフト(freee、マネーフォワード等)の導入が進んでいることから、経理のITスキルを持つ人材も重宝されるようになりました。
こうした汎用性の高いスキルが身につくことが、経理経験者が転職しやすい理由の一つです。

経理求人の多くが「実務経験」を重視しているから

経理は体系的な知識実務経験が仕事のパフォーマンスに直結するため、中途採用においては教育コストを考慮して経験者を採用したいと考える企業が多い職種です。
特に、月次決算年次決算の経験を持つ人材は、即戦力として評価されやすく、企業側も採用に積極的です。
実際に多くの経理求人では、応募条件として「経理経験〇年以上」などの実務経験年数を指定しています。

経理の知識はビジネス全体に関わるから

経理は、単に数字を扱うだけの部門ではありません。
各部門の予算管理・実績分析、資金繰りの把握と改善提案、経営層へのレポート作成など、企業の経営状況を把握し、財務戦略の立案や予算管理にも関わる仕事です。
そのため、経営層他部署との連携が求められ、企業全体の動きを理解する視点が養われます。

この経験は、財務や経営企画、内部監査のキャリアにもつながりやすく、将来的なキャリアアップを見据えた転職にも役立つでしょう。
経理業務を通して、ビジネス全体に関わる知識が身につき、転職の幅を広げる要素になっていると考えられます。

経理経験者が経理への転職を成功させるポイント

ここでは、経理経験者が他社の経理へ転職を成功させるためのポイントに着目します。

経験やスキルの棚卸しを行う

転職活動を始める前に、自身の経理経験やスキルを振り返り、整理することが重要です。
具体的な業務内容、担当した決算業務、使用していた会計ソフトなどを明確にすると、面接時にアピールしやすくなります。
求人の募集要項を確認し、自身の経験・スキルと照らし合わせながらアピールポイントを取捨選択しましょう。
事前に自身の経験・スキルが転職先でどのように役立つのかを整理し、説明できるように準備しておくことがポイントです。

【関連記事】
【経理の自己PR】アピールポイント別に自己PRの書き方や例文を詳しく紹介!

経験が浅い場合は資格で補う

多くの企業の経理求人では、実務経験3年以上(年次決算の経験3回以上)を求められることが一般的です。
そのため、実務経験が3年未満の場合は、資格の取得によって経験の浅さをカバーすることが有効です。

経理に関連した資格の中で、最も認知度が高い資格は日商簿記ですが、転職に役立てたい場合は、2級以上をおすすめします。
実際に応募条件を「経理実務経験〇年以上、または日商簿記2級以上」としている経理求人も多く、応募できる求人の選択肢を増やすことができるでしょう。

このほか、目指す業界が決まっている場合は、建設業経理士農業簿記検定など、特定分野に特化した経理資格もおすすめです。

【関連記事】
簿記2級で転職できる?経験者・未経験者別アピール方法や転職先など

親和性のある業界や規模の企業の経理を選ぶ

上述した通り、経理は業種や規模に関わらず汎用性が高い傾向があります。
しかし部分的に業種特有の会計処理があったり、規模に応じて業務分担の仕方が違ったりするため、より親和性が高い業界や規模の企業の方が評価を得やすいです。

特に経理のスキルは、業界・企業規模を問わず汎用性がある一方で、建設業や金融業、製造業など業界特有の会計処理やルールが存在します。
そのため、過去に経験した業界と同じ業界の経理であれば、積み重ねてきたノウハウ・実力を発揮しやすいでしょう。

過去の経験を踏まえ、自身のスキルと親和性がある業界を見極めることが転職成功へのカギとなります。

【関連記事】
経理の転職は「業界選び」が重要⁉ 業界で異なる年収水準や働き方の違いを解説!

経理経験者に求められるスキルとは

経理経験者に求められるスキルとは

転職市場で経理経験者として評価されるためには、どのようなスキルが求められるのでしょうか。経理経験者に求められる5つのスキルについて解説します。

簿記の知識

実際の経理業務は会計ソフトを使った入力作業が中心です。近年では自動化も進んでいますが、仕訳や財務諸表作成の基礎となるのが簿記の知識です。
経理の基本スキルである簿記の知識が無ければ、経理経験者として評価されません。

そのため、前述の「経理への転職を成功させるポイント」でも触れた通り、「日商簿記2級」は、多くの経理求人での必須要件とされています。
職務経歴だけで十分な簿記の知識をアピールできない場合は、まずは「日商簿記2級」の取得を目指すことをおすすめします。

月次・年次決算の経験

経理の求人では、月次・年次決算の経験が最も重視されていると言えるでしょう。
管理部門・士業特化型転職エージェント「MS-Japan」の調査では、2023年上半期に募集のあった経理求人のうち、決算業務の経験を求める求人は70%以上を占めています。
内訳を詳しく見てみると、月次決算が33%、年次決算(実務経験3年以上)が32%、年次決算(実務経験3年未満)が17%です。

決算は、日々の取引仕訳や売掛金管理、請求書支払など、1年間の経理業務を取りまとめる重要な業務です。
多くの工数を迅速かつ正確に処理できる経理経験者は、企業にとって不可欠な人材と言えます。

連結決算のスキル

グループ会社を持つ大手企業では、連結決算のスキルが求められます。
連結決算は、親会社と子会社の財務情報を統合し、グループ全体の経営状況を把握する上で欠かせない業務です。
「MS-Japan」によると、2023年上半期に募集された高年収の経理求人(想定年収600万円以上)で、年次決算に次いで、連結決算のスキルが求められています。

IFRS(国際財務報告基準)の知識

グローバルに事業を展開する企業では、IFRSの知識が評価されやすい傾向です。
IFRSは世界共通の会計基準であり、海外に子会社を持つ企業や海外展開を目指す企業で積極的に採用されています。
日本基準とは異なる点も多いため、IFRSの運用経験や導入経験があると即戦力として見なされ、キャリアアップの選択肢も広がるでしょう。

マネジメントスキル

管理職や役職者としての転職を目指す場合、経理の専門知識に加えてマネジメントスキルも求められます。
ポジションや年齢によっては、業務の進捗管理や部下の教育・指導など、経理部門を円滑に運営するためのマネジメントスキルが必須とされるケースも少なくありません。

経理経験は他職種への転職にも有利?

経理の知識はビジネス全体に関わるから」でも触れた通り、経理で培った経験やスキルは、他職種・他分野への転職に活かすことも可能です。

経理から目指せるキャリアについて詳しく見ていきましょう。

財務

経理業務で得た財務諸表の作成や資金管理などの実務経験は、財務への転職において強みとなります。
財務部門で担う資金の調達と運用、予算管理などの業務では、正確な数値分析と報告が求められます。
また、経理担当者として金融機関の融資担当者との関係構築をした経験があれば、財務部門でも即戦力として期待されやすいでしょう。

経営企画

経理で培った能力は、経営企画へのキャリアチェンジにも有利です。
経営企画部門では、事業計画の策定・進捗管理や競合他社のデータ収集・分析、M&A・組織再編についての戦略立案などを担います。
これらの業務には、企業の財務状況を正確に把握する能力が不可欠です。
資金管理スキルに加え、財務データの分析力と企画力があれば、経営企画として経営陣をサポートできるでしょう。

内部監査

業務プロセスの適正とリスク管理を評価する内部監査も、経理経験を活かせるキャリアのひとつです。
経理担当者として企業の会計処理に携わることで、不正やミスを発見する洞察力が養われます。

内部監査は、他の管理部門職種と比較して実務経験者が少ないため、関連業務である経理業務を評価対象とする求人も多く見受けられます。
内部監査は企業において希少なポジションだからこそ、必要なスキルを備えている経験者は転職市場で有利になりやすいでしょう。

IR

株主や投資家に財務状況などの情報を提供するIRは、経理と密につながる業務です。
IR部門が業務で取り扱う財務諸表は経理部門によって作成されます。
財務諸表の読解だけでなく、数値の背景を説明するコミュニケーション力に長けていれば、情報開示能力を備えた人材として評価されるでしょう。

企業にとっては、ステークホルダー(株主・投資家をはじめ、顧客、取引先、従業員、地域社会など、企業活動に利害関係を持つすべての人々や組織)との相互理解を深める上でニーズがあります。

会計事務所・税理士法人

企業の経理部門から会計事務所や税理士法人へキャリアチェンジする事例は少なくありません。
自社の会計処理を行う経理とクライアント企業の税務・会計処理を行う会計事務所・税理士法人とでは、業務の進め方や関与のスタンスは異なるものの、求められるスキル・知識は共通しています。

会計事務所・税理士法人で、多様な業種・企業規模のクライアントに関わることで、自身のスキルアップにもつながります。
「会計の専門性を深めたい」と考えている人や幅広い業種・企業規模の会計処理に触れたい人、税理士資格や科目合格を目指している人に適したキャリアだといえるでしょう。

会計系コンサルタント

経理としての経験を積み重ねると、日常業務の効率化や業務改善に関する視点が身につきます。
これらは会計系コンサルタントに求められるスキルです。財務状況を分析する能力に、課題を解決に導く論理的思考力が加われば、コンサル業界への転職が視野に入るでしょう。

数字をもとに「なぜこうなったか?」を掘り下げて考えるのが好きな人や、変化のある環境で課題解決に挑戦したい人、将来的に経営に近い立場で仕事をしたいと考えている人に向いているキャリアです。

経理の転職には転職エージェントの利用がおすすめ

経理の転職を成功させたいと考えている方には、転職エージェントの利用がおすすめです。
近年は経理経験者のニーズが高まっており、転職エージェントを通じて質の高い求人に出会えるチャンスが広がっています。

転職エージェントを利用する最大のメリットは、「非公開求人」を紹介してもらえることです。
非公開求人は企業側と応募者側の条件を双方満たした場合にのみ紹介される求人で、公開範囲を制限することができます。
経理は企業の財務情報に深く関わるため、社内体制や経営戦略に直結するポジションでは、一般的な転職サイトで公開せずに、非公開求人を利用して水面下で進める企業も少なくありません。

また、転職エージェントは求人の紹介だけでなく、キャリアの方向性について相談できる点も魅力です。
経理の業務範囲は企業規模や業種によって異なるため、自身のスキルや経験の活かし方や今後のキャリアの方向性を考えるうえで、専門的な視点からのアドバイスが大きな支えになります。
経理の転職支援が豊富なエージェントを選択すれば、経理経験者のスキルや強みを活かせる転職先を提案してもらえるでしょう。
将来的に管理職を目指す場合にも、適切なステップを踏めるよう助言を受けられます。

さらに、転職エージェントは、履歴書職務経歴書の添削面接対策などの実践的なサポートも充実しています。
応募書類や面接での受け答えは、採用結果を左右する重要な要素です。
転職エージェントを利用すれば、経理の転職市場に精通したキャリアアドバイザーの支援を受けながら、万全の準備を整えることができるでしょう。

転職市場は常に変動しており、好条件の求人は早期に募集を締め切ることも多くあります。
チャンスを逃さず、自分に合った職場を見つけるためにも、経理分野に強い転職エージェントのサポートを受けながら転職活動を進めることが成功への近道と言えるでしょう。

まとめ

経理の知識とスキルは転職市場で一定の評価を受ける傾向にあり、「経理経験者が転職しやすい」と言われる理由にもうなずけます。
しかし、すべての経理経験者が同じように転職しやすいわけではなく、どのような経験を積んできたかが重要です。
簿記の知識に加え、年次決算や連結決算を経験した経理人材は、より高い評価を受けやすいでしょう。

経理の転職を考える際は、業界の特徴や企業ごとのニーズを理解し、求められるスキルと自身の経験を照らし合わせることがポイントです。
こうした情報収集を効率よく進めるには、転職エージェントのサポートを利用するのも一つの方法でしょう。

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