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高い専門性と交渉力やコミュニケーション力など様々なスキルが求められる知的財産職。
未経験から転職する上で有利な資格やスキルはあるのでしょうか?
今回は、未経験から知的財産職を目指す時に有利な資格やスキルを調査しました。
知的財産職は企業活動の根幹を支えるやりがいのある職種です。
これから転職を考えている人、未経験ながら知的財産職に興味がある人、より幅を広げる方法を知りたい人などは参考にしてみてくださいね。
資格がなければ転職できないとは限りませんが、持っていると有利な資格は存在します。
最も代表的な資格は「弁理士」です。
弁理士は、知的財産の専門家にあたります。
国家資格なので信用性が高く、取得することで仕事の幅が広がる資格です。
企業の場合、資格手当がつくケースがあり、独立のチャンスもあります。
弁理士の資格を取得する方法はいくつかありますが、弁理士試験を受験し合格する方法が一般的です。
実は弁理士試験には、学歴や年齢による制限がなく、誰でも受験することができます。
ただし、司法試験に次いで難易度が高いと言われており、受験しても合格率は10%未満の狭き門です。
独学は極めて困難なので予備校に通う人が多いですが、合格までに数年かかるケースもあります。
時間がかかることを考慮して、昼は特許事務所で働きながら、弁理士試験の合格を目指すルートが存在します。
他にも転職に有利な資格としては「知的財産管理技能士」が挙げられます。
こちらは、知的財産管理技能士検定試験に合格すると取得可能です。
1〜3級がありますが、1級は弁理士と同じくらい難関と言われています。
企業の知的財産職の場合、2級以上を持っていると評価されやすいです。
基本的に知的財産職の求人は大卒以上の学歴が必要です。
必要最低限の資格として大学を卒業しておきましょう。
専門的な技術の知識が必要なため、理系の大学や大学院を卒業していることが望ましいとされています。
近年では海外進出に積極的な企業もあることから、英語能力もあるとアピールできます。
TOEICであれば最低でも 600点以上あると評価されやすいです。
必須というわけではありませんが、著作権に関する知識が得られる「ビジネス著作権検定」、翻訳力を証明できる「知的財産翻訳検定」、知的財産だけでなく企業活動に関する知識があることを客観的に証明できる「AIPE認定知的財産アナリスト」などの資格もあると転職において評価されやすいと言えます。
ただし、資格があると有利であるというだけで、資格があれば転職が成功しやすいとは言い難いです。
資格取得を主眼におくのではなく、自分が望むキャリアプランに必要なものを見極めて効率よく転職活動をすることが肝心でしょう。
未経験の場合、3〜5年以上の社会経験があり、初めての転職であると、評価されやすいです。
研究や開発部門での勤務経験があるとなお有利でしょう。
昨今は技術が高度化しており、技術関連の専門的な経験は重宝されます。
また、知的財産職は他部署と連携や協議することが求められますので、企業に勤務し、他部署とやり取りした経験があると有利です。
知的財産職は、ただ法律の知識や資格があればよいわけではなく、専門家とやり取りするコミュニケーション能力や交渉力などが求められます。
企業の勤務経験があると、転職後にも活躍しやすいです。
なお全くの未経験で年齢が若いのであれば、企業の知的財産職ではなく特許事務所への就職を目指すという方向性もあります。
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