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コロナ禍での「お花見に関する意識・行動」をインテージが調査

公開日2021/04/30 更新日2021/05/01


今年は、お花見シーズンが早く訪れました。コロナ禍でのお花見シーズンということで、シートを広げての宴会自粛など、いつもとは違うお花見の楽しみ方が求めらました。その自粛要請を、どのように受け止め、どのような行動をとったのでしょうか。

4人に1人がお花見の予定あり

株式会社インテージが、お花見シーズンを前に、全国の15歳から79歳の男女を対象に実施した「お花見に関する意識・行動調査」によると、2021年のお花見の「予定・意向あり」は21.7%で、2020年とほぼ同じ割合です。

「わからない」が16.4%で、緊急事態宣言の解除時期や感染者数の動きにより判断するようですが、「自粛すべき」は4人に1人、「1年に1度の桜くらいは楽しみたい」も2割弱という結果でした。

コロナ前の2019年には、2人に1人がお花見を楽しんでいましたから、今年は「予定・意向あり」が4人に1人と半減しています。なかでも、60~70代の高齢者のお花見離れが顕著になっています。

2021年のお花見スタイルは「安・近・小」

4人に1人が、コロナ禍ではお花見を「自粛すべき」と回答していますが、「せめて桜くらいは楽しみたい」という声が根強いことがうかがえます。

では、今年のお花見スタイルですが、十分に感染予防をしつつ、予算は以前よりは安めに(でも去年よりはこころもち贅沢に)、近場で、家族など身近な人と小人数で、という「安・近・小」が、調査結果から浮かび上がってきた2021年のお花見スタイルです。

「密でない近場」でのお花見を想定している人が8割を超える一方で、「桜の名所」や「旅行やドライブ」は、昨年よりも回復傾向にあります。

また、昨年、2019年と比べ半減した「友人・知人」とのお花見は回復の兆しで、昨年増えた“1人花見”は、今年は減少傾向にある見込みです。

お花見費用は3,775円

桜は、満開となってから1週間から10日ほど散ってしまいますが、日本人の桜に対する思い入れは、各国に比べると強いようです。満開の桜の下にシートを広げ、桜を愛でながらお弁当やお酒を味わうお花見という風習は、日本独特のものでしょう。

では、そのお花見に、どのくらいの費用をかけて楽しんでいるのでしょうか。2020年は、2019年に比べ半減していましたが、今シーズンは3,775円で、去年から1,000円ほどアップしています。

今回の調査結果と、15~79歳の推定人口(2015年の国勢調査データをもとに人口動態などを加味したインテージ独自の母集団人口データ)から試算した「お花見市場規模」は、2019年が2,134億円、2020年は696億円(前年比32.6%)、2021年の見込みは807億円(前年比115.9%)となりました。

一部では羽目を外しての大騒ぎも

調査結果から浮かび上がった2021年のお花見スタイルは、「安・近・小」(十分に感染予防をしつつ、予算は以前よりは安めに近場で、家族など身近な人と小人数で)というものですが、一部では羽目を外しての、大騒ぎのお花見光景もニュースで報じられていました。

テープで封鎖している宴会禁止場所や、マンション敷地内での酒盛りなど、緊急事態宣言明けがお花見シーズンの最盛期となっただけに、マスクなしで会話しながら大声で騒ぐ光景も、一部では見られたようです。

大多数の国民が「安・近・小」で楽しんだお花見と、羽目を外した一部の大騒ぎ宴会などによる新規感染者数の結果が出るのは、2週間後です。一体、どうなるのでしょうか。

まとめ

季節ごとの楽しみであるお花見や紅葉狩り、そして旅行や飲食までもが“自粛”という名のもとに制限されています。しかも、感染拡大の第4波の気配も濃厚で、一体、いつまで我慢しなければならないのでしょうか。見通しの立たない状況に、ビジネスパーソンのストレスも満タン状態です。コロナ禍でもできるストレス発散をうまく取りつつ、乗り切るしか方法はなさそうです。

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