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「なくなってほしいビジネスマナー」とは?|ビジネスウーマン調査

公開日2021/11/02 更新日2021/11/03

社会人の嗜みとして、最低限のビジネスマナーを身に付けておく必要があります。しかし、なかには「それって、必要なの?」という時代錯誤のようなマナーもあるようです。現代のビジネスパーソンが不必要と思うビジネスマナーとは?

ビジネスマナーの必要性を99.5%が肯定

プレジデント社が発行する「プレジデントウーマン」が実施した「マナーに関するアンケート」によると、ビジネスマナーそのものの必要性については99.5%が肯定していることが明らかになりました。

その理由として挙げられているのは、「仕事や人間関係の潤滑油」「自分も周囲も気持ちよく働くために必要」などで、職場や取引先との人間関係を良好に保つために、必要不可欠なものとしてとらえているようです。

しかし、ビジネスマナー肯定派が圧倒的多数であるにもかかわらず、ビジネスシーンで疑問に思うマナーについて、「大いにある」「まあまあある」の回答を合わせると、実に66.6%のビジネスパーソンが疑問に思うマナーがあることがわかりました。

圧倒的多数が疑問に感じる“お辞儀はんこ”

では、疑問に感じているのはどのようなマナーでしょうか。「どんなときでもネクタイを必ず着用しなければならないこと」「オンラインミーティングで、画面上の上座・下座を気にする」「メールの際の丁寧すぎる冒頭文」などが挙げられています。

これらの理由は、“職場あるある”というものでしょうが、圧倒的に多かったのが「下位者のはんこは上位者のはんこに対し、お辞儀をするように左に傾けて押す」いわゆる“お辞儀はんこ”でした。

このお辞儀はんこは、礼儀礼節を重んじる一部の金融機関などで書類に押印するときの慣習となっているようですが、「賛成」が2%に対して「反対」は64.9%と、さすがに「やりすぎ」「時代錯誤」と受け止められているようです。

“脱はんこ”で自然消滅となるか

それにしても、はんこの押し方にまで上下関係に気を遣う必要があったのでしょうか。「そんなマナーがあることを知らなかった」「バカげている」「なくなってもいい」という声が、お辞儀はんこには多いようです。

そもそもビジネスマナーを必要とする背景にあるのは、人間関係を良好に保つための潤滑油としての役割です。

もちろん重要な書類に、上下さかさまに押印するなどはマナー以前の問題です。しかし、お辞儀はんこをしていなかったことで実際に昇進や給料に影響があったのかどうかは、大いに疑問が残ることでもあります。

しかも、しかもDX化が進み“脱はんこ”が叫ばれる今の世の中、お辞儀はんこの慣習も自然消滅することになるのではないでしょうか。

ビジネスマナーも時代とともに変化

時代の変化に伴い、仕事も生活スタイルも変わっていくものです。当然、ビジネスマナーにも時代にふさわしくないと疑問を感じることがあるでしょう。しかし、大多数のビジネスパーソンが、マナーは必要だと認めています。

1位となったお辞儀はんこも、礼儀正しくしようとする気持ちの強さから生まれてきたものかもしれません。

そもそもビジネスマナーは、仕事や人間関係を円滑にするためのもの。職場の上司や同僚、取引先とのコミュニケーションを深めるためにも、疑問を感じるマナーについては改めて考え直す必要があるのかもしれません。

まとめ

はんこの押し方にまでマナーを持ち込む必要はありません。しかし、ちょっとしたことで取引先の機嫌を害してしまうような振る舞いは、ビジネスチャンスを失ってしまうかもしれません。やはり、最低限のビジネスマナーは身につけておきましょう。

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