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「周りに人がいる環境」と「周りに誰もいない環境」のどちらがよい?最適なオフィスの作り方を解説

公開日2022/09/03 更新日2022/09/04

プラス株式会社ファニチャーカンパニーがデスクワーカーを対象にした「職場の居心地WEB調査」では、「周囲に誰かいた方がモチベーションを保って働ける」と回答した人が、半数近くを占めました。昨今では、テレワークの浸透もあり、1人で作業をする時間が増えた人も多いでしょう。
本記事では、「周りに人がいる環境」と「周りに誰もいない環境」をテーマにして、社員がモチベーションを持って働けるようなオフィス作りを考えていきます。

 調査概要(プラス『職場の居心地WEB調査』より引用)

 方法:インターネット調査

 回収日:2022年07月05日 

 対象:従業員数100名以上のオフィスで働く、デスクワークを含む業務を行う会社員、公務員

   サンプル数:500人

「周りに人がいる環境」のメリット

周りに人がいる環境の方が好きな人もいれば、1人で黙々と仕事を進めたい方もいるでしょう。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

周りに人がいる環境のメリットは、同じ環境で仕事をしている人が側にいるため、業務上の利便性が高い点です。他の人とのコミュニケーションがスムーズに進められるため、何かあってもすぐに対応できます。

また気持ち的にも、周りに人がいる環境の方がよいと考える人も多いでしょう。たとえば同じ環境で仕事をしている人が側にいれば、何かと励みになります。またサボりがちな性格の人にとっては、程良く監視されている状況の方が、高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

とくに周囲の人とちょっとした雑談を交わすだけでも、「モチベーションを維持しながら仕事を続けられる」と考える人が多いようです。

「周りに誰もいない環境」のメリット

周りに誰もいない環境のメリットは、1人で集中できる環境を構築できる点です。たとえばせっかく集中して仕事を進めていたとしても、上司に話しかけられてしまって、集中が途切れてしまう場合があります。「静かな方が集中できる」と考えている方も多いでしょう。

また周りに人がいる環境のメリットで挙げた、周囲の人と適度なコミュニケーションができるという点は、かえってデメリットになることもあります。周囲に気を遣ってしまい、自分の業務に集中できなくなり、結果的にパフォーマンスが落ちてしまうと考える人も多いようです。

昨今ではメールやチャットなどのツールが普及しており、それぞれの利便性も大きく向上しています。「わざわざ直接話さなくても、メールやチャットを使ってコミュニケーションを取ればよい」というのも、一つの意見でしょう。

居心地の悪いオフィスの特徴

居心地の悪いオフィスの特徴は、周りに誰もいない環境を好んでいる人への配慮が少ないことです。周りに人がいる環境が好きな人にとって、自分の近くで同僚が電話をしていても、それほど大きく気になることはありません。

ただし周りに誰もいない環境を望んでいる人にとっては、同僚のWeb会議の声などが気になって、自分の仕事に集中できないこともあります。オフィスに対してよいイメージを持ってなければ、仕事に対してもネガティブになり、企業・部門全体のパフォーマンスにも大きく関わるでしょう。

最適なオフィスの作り方とは

周りに人がいる環境が好きな人と、周りに誰もいない環境が好きな人の割合は、そこまで大きな偏りはありません。そのため、居心地のよいオフィスを作ろうと思った際は、両者にとってメリットのある内容にすることが重要です。

たとえば周りに誰もいない環境が好きな人に配慮するのであれば、個室など1人で集中しやすいエリアを作ることが重要です。これを設けることによって、「今は集中したい時間なので、緊急性の高い要件以外では話しかけないでほしい」という暗黙のメッセージを伝えられます。

またテレワークなどを積極的に活用し、在宅勤務の選択肢を増やす方法もあります。テレワークは、採用時にも訴求しやすいポイントなので、一度導入を考えてみるのもよいでしょう。

ただし周りに誰もいない環境が好きな人にばかり配慮すると、今度は周りに人がいる環境が好きな社員が不満をため込んでしまいます。そのためオフィスを作る際は、コミュニケーションスペースなど、気軽に他の人と話をできるような場所も重要です。

よく知られているのは、フリーアドレス対応のワークスペースです。フリーアドレスとは、社員ごとに固定席を設けるのではなく、自分の好きな席で働くスタイルを指します。デスクとオフィスチェア、社員分のノートPCがあれば、気軽に導入できるしょう。

また比較的オープンな会議スペースの導入も、よくある事例として知られています。会議室ごとに区切るのではなく、気軽に打ち合わせができるスペースを設けておくことで、社員のコミュニケーションを活性化できるでしょう。

まとめ

周りに人がいる環境が好きな人と、周りに誰もいない環境が好きな人は、どちらも一定数います。オフィスのレイアウトを考える際は、どちらにも配慮できるようなデザインを考えるとよいでしょう。

もちろんオフィスを改装するとなれば、大きなコストが発生します。ただしオフィスの端にちょっとしたミーティングスペースを設けるなど、少し工夫をするだけでも、オフィスの居心地は劇的に改善されます。

今回紹介した事例を参考に、オフィスのレイアウトや働き方の選択肢について、今一度考え直してみてはいかがでしょうか。

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