詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

AIの進化でニーズが高まる「プロンプトエンジニア」とは?

公開日2023/06/09 更新日2023/06/09


数年後には、あらゆる分野で中心的な役割を担うとされている職種をご存じでしょうか。それはAIの進化によって重要性が増している「プロンプトエンジニア」という職種です。なぜ、重要性が高まっているのでしょうか。

AIやロボットの進化を上手に活用したい方におすすめコンテンツはこちら



AIの活用拡大とともに注目が高まる職種

自然な文章や画像を作成する生成AIの活用が、あらゆる場面で拡大しています。生成AIの活用がさらに広がれば、業務の効率化が格段に進む一方で、AIに取って代わられる職種も出てくると考えられ、働き方を根本的に変えてしまう可能性もあります。


そのため、生成AI活用に消極的なEU諸国と、活用にも開発にも積極的な姿勢を見せるアメリカや日本など、生成AIを巡る対応については、国や地域によっても受け止め方が分かれています。


混乱が生じないように国際的なルールづくりの必要性も叫ばれていますが、ルールづくりよりも活用の方が先行しているのが実態です。このAIの活用拡大とともに注目が高まっているのが「プロンプトエンジニア」という職種なのです。


質の高いプロンプトをつくり上げる必要がある

生成AIは、質問に対してまるで人間が書いたように自然な文章で回答してくれますが、小説や作詞などもスピーディーに作成してくれます。


そのためには、プロンプトと呼ばれるAIに指示文で命令する必要があります。その指示文は、「呪文」と呼ばれることもあり、専門的なトレーニングを受けた技術者でなければできません。


その重要な役割を担うのが「プロンプトエンジニア」です。AIが自然な文章や画像を作成するために、何を求めているのかという命令文と、精度の高い例文を豊富に用意し、高精度なプロンプトをつくり上げる必要があります。


求められる正確性と信頼性

AIの進化は目覚ましいものがあり、なかでも生成AIの登場は、未来社会の限りない可能性を感じさせてくれるほど画期的なものです。しかしその一方で、個人情報の流出や誤った情報が紛れ込む可能性、犯罪に利用されるリスクもあります。


とくに問題視されているのが、AIが作成する文章の正確性です。AIはトレーニングデータに基づいて文章を作成しますが、それらのデータには、必ずしも完全で正確な情報が含まれているわけではありません。そのため、AIが作成する文章には必要な情報が欠落していたり、誤った情報を提供してしまう恐れもあります。


たとえば、AIが特定の事件に関するニュース記事を作成した時に、重要な詳細や最新の情報が欠けていたり、歴史に関する問いに答える場合には、年代や出来事の順序に関する情報が矛盾している可能性があるのです。


AIを使いこなす鍵を握るのは人間の感性

さまざまなシーンで生成AIの活用が拡大していますが、信頼性という点では、現段階ではまだ完全とはいえないことも事実です。


誤った情報が紛れ込むことがないようにすることはもちろんですが、正確さと信頼性が保証されることが、生成AIの普及には欠かせません。そのような質の高いプロンプトを構築するのがプロンプトエンジニアの役割です。


プロンプトエンジニアの採用と教育を実施している株式会社デジタルレシピの伊藤新之助 代表取締役によると、「最先端のAIを使いこなす鍵を握っているのは人間の感性」であり、その職種が「プロンプトエンジニア」ということです。


まとめ

いずれにしても、AIテクノロジーの進化によって、生活が便利で快適になる期待は膨らみますが、これからのビジネスパーソンには、AIと対話するスキルを磨くことが求められることになりそうです。

管理部門も業務にAIを取り入れて効率化する時代に?!それを可能にするものとは?

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報