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【速報】不要品の回収から選別・再流通まで一気通貫の循環インフラを構築する「PASSTO」(ECOMMIT)がカタパルト・グランプリ優勝!(ICC FUKUOKA 2024)

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「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場 「Industry Co­-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2024」(2024年2月20日〜2月22日開催)、2月21日の朝に「CATAPULT GRAND PRIX  (カタパルト・グランプリ) – 強者が勢揃い」 Sponsored by AGSコンサルティング が開催されました。

第一線で活躍する審査員が注視する中、11社の企業が各7分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、不要品の回収から選別・再流通まで一気通貫の循環インフラを構築する「PASSTO(パスト)」(ECOMMIT)が優勝いたしました!

優勝:不要品の回収から選別・再流通まで一気通貫の循環インフラを構築する「PASSTO(パスト)」(ECOMMIT)

「捨てない社会をかなえる」為に、ものが循環するインフラをビジネスで実現するECOMMITは、2008年設立。全国7箇所に自社の循環センターを持ち、不要になったものを回収・選別・再流通している。さらに“ものの流れ”をデータ化する自社開発のトレーサビリティシステムにより環境貢献度を可視化する事で、企業や自治体のサステナビリティ推進に向けたサービスを包括的に提供。ものを「捨てる」為のインフラに対し「循環させる」為のインフラが圧倒的に不足しているという課題解決の為、2023年4月、不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行うオリジナルブランド「PASSTO(パスト)」のサービスを開始。捨てない選択肢を提供している。


川野 輝之
ECOMMIT
代表取締役CEO
HP | X(旧Twitter)

高校卒業後に中古品輸出企業に就職し、4年間の修業期間を経て22歳でECOMMITを創業。創業後、中国に輸出された日本の電子ごみによる環境負荷を目の当たりにし、トレースできない中古品の海外輸出を一切停止し、環境問題に改めて向き合う。現在は、自社開発システムを主軸に企業や自治体のサーキュラーエコノミー推進事業を全国に展開する。

結果速報

ICCサミット FUKUOKA 2024 Session 6A 「CATAPULT GRAND PRIX  (カタパルト・グランプリ) – 強者が勢揃い」優勝は、不要品の循環インフラで捨てない選択肢をつくる「PASSTO(パスト)」(ECOMMIT)(得点:40点)でした!

第2位は、競技形式でのアルゴリズム開発に基づく衛星データ解析で、政府・企業の意思決定に貢献する「Solafune」(得点:29点)でした。 

第3位は、女性向けリスキリングプラットフォーム「SHElikes」(SHE)(得点: 27点)でした。 

第4位は、福祉・医療従事者など社会を支える人々の資産形成を支援する「はぐくみ企業年金」(ベター・プレイス)(得点: 19点)でした。 

第5位は、自動応答・音声の要約・予約対応…すべてAIにおまかせ。業務を電話対応で中断させない「IVRy」(得点: 15点)でした。 

当日の中継映像もぜひご覧ください。

2位以下の登壇サービス・プロダクト一覧

第2位:競技形式でのアルゴリズム開発に基づく衛星データ解析で、政府・企業の意思決定に貢献する「Solafune」

衛星データ解析プラットフォーム「Solafune」を提供する株式会社Solafuneは2020年設立。同プラットフォームでは世界中のエンジニアやサイエンティストがクラウド上で衛星データ解析技術の開発に取り組んでおり、現在68ヵ国で利用されている。主に宇宙産業の商用化が進んでいない国の政府を対象に衛星データ技術の提供を行う。特に鉱業分野においてアフリカや東南アジアの鉱山地域のモニタリングを行っており、政府機関の意思決定や政策作りにも貢献している。


上地 練
Solafune 
代表取締役CEO
HP | STARTUP DB | X(旧Twitter)

University of California, Berkeley (カリフォルニア大学バークレー校) 応用数学科。在学中にシードからレイターステージまで、スタートアップを中心にソフトウェアエンジニア、データエンジニアを勤める。2019年にIoT領域を中心にシード・アーリーステージの会社に投資を行うベンチャーキャピタルABBALabにてアソシエイト職に従事。2020年に「Hack The Planet.」をミッションに衛星データ解析事業を行う株式会社Solafuneを創業し代表取締役CEOに就任。2021年に衛星データ解析技術の開発でMicrosoftと、2023年にStable Diffusionを提供するStability AIとの協業を発表。ICC 2023 Fukuoka スタートアップカタパルト準優勝。Deep Tech Venture of the Year 2023 Japan 受賞。

スタートアップ・カタパルト Solafune 上地 練 プレゼン(ICC FUKUOKA 2023)

第3位:女性向けリスキリングプラットフォーム「SHElikes」(SHE)

SHE株式会社は、「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、 熱狂して生きる世の中を創る」をビジョンに据え、 2017年に創業。主要事業である女性向けリスキリングプラットフォーム『SHElikes(シーライクス)』では、 誰もが自分らしい働き方を叶えられるよう、 WEBデザインやWEBマーケティングなどのクリエイティブスキルレッスンやコーチングプログラム、 仕事機会を提供し、 これまでに約7万名以上が受講。2021年には、家計管理や資産運用などのお金の知識を学ぶ金融教育サービス「SHEmoney」の展開を開始。女性の雇用機会の拡大と、多様性の推進を目指す。


福田 恵里
SHE
代表取締役 / CEO・CCO
HP | X(旧Twitter)① | X(旧Twitter)②

1990年生まれ。大阪大学在学中、サンフランシスコ・韓国に留学。学生時代に初心者の女性向けWebスクールを立ち上げる。 大学卒業後リクルートホールディングスに新卒入社し、ゼクシィやリクナビのアプリのUXデザインを担当。 2017年4月、26歳の時に、ミレニアル女性向けキャリア支援を行うSHE株式会社を設立。主要事業である「SHElikes」は、誰もが自分らしい働き方を叶えられるよう、 WEBデザインやWEBマーケティング、デザイン、ライティングなどのクリエイティブスキルレッスンやコーチングプログラム、 仕事機会を提供。これまで7万名以上が受講し、キャリアにおける女性のジェンダーギャップゼロを目指す。 2020年に同社代表取締役CEOに就任。現在は二児の母。

第4位:福祉・医療従事者など社会を支える人々の資産形成を支援する「はぐくみ企業年金」(ベター・プレイス)

「はぐくみ企業年金」は、福祉・医療従事者など社会を支える人々の資産形成を支援することを目的として、2018年4月に設立された企業年金制度(確定給付企業年金)。保育・介護等計6つの業界団体から推奨基金として認定されているほか、メガバンク・地銀をはじめとした金融機関との業務提携を通じて、福祉業界にとどまらず全国の中小企業に導入をされており、基金設立後5年半で、加入事業所数1,863、加入者数が約30倍の52,035人(2023年12月末現在)と急拡大。2011年の創業来「福祉はぐくみ企業年金基金」を中心に、企業年金・退職金制度の導入支援を行っている。


森本 新士
ベター・プレイス
代表取締役社長
HP | X(旧Twitter)

アリコジャパン、スカンディア生命を経て2007年に独立系の運用会社を起業するも、経営者としての経験不足とリーマンショックが相まってお金が集まらず、 自ら設立した会社を追われる。 痛恨の想いを糧に、2011年ベター・プレイス創業。2018年「はぐくみ企業年金基金」設立。同基金は設立5年半で加入者数5万人・資産残高200億円を突破。

第5位:自動応答・音声の要約・予約対応…すべてAIにおまかせ。業務を電話対応で中断させない「IVRy」

電話をかける側・かけられる側双方の問い合わせストレスから解放してくれる、電話AI SaaS「IVRy」。ノーコードでカスタマイズ可能なクラウドシステムで、 プッシュによる自動応答/SMS返信/電話転送、通話音声の要約、AI音声認識やAI予約など様々な機能を、最短5分かつ月3,000円から利用可能。本リリース開始からわずか3年で日本の中小企業・スモールビジネスを中心に47都道府県、70業界以上で利用され、 突然かかってくる電話に業務を中断されず、本来対応すべき目の前の業務に集中できる環境を提供。 今後さらに深刻化していく日本の人手不足状況下での業務効率化及び生産性向上に、音声AIの角度から貢献。


奥西 亮賀
IVRy
代表取締役/CEO
HP | X(旧Twitter)

1991年兵庫県生まれ。同志社大学 理工学部・大学院情報工学科で(博士課程前期)でコンピュータサイエンスを学ぶ。新卒でリクルートで保険系新規事業・EC事業に従事した後、2019年3月に株式会社IVRy(旧Peoplytics)を創業。今後深刻化していく日本の人手不足に対して、様々なシーンでの法人コミュニケーションをソフトウェア/AIというソリューションの角度からスマート化。

業務フローは変えずに営業活動を可視化して、生産性を向上させる「ailead(エーアイリード)」(バベル)

オンライン商談解析クラウド「ailead(エーアイリード)」を提供する株式会社バベルは2017年創業。これまで、情報抽出の煩雑な商談の録画データ・IP電話の録音データを有効活用できる企業はほとんど例がなかったが、aileadでは最先端AIを活用して商談の内容を自動収集、解析。SFAへの自動出力や議事録の作成など、様々なフォロー業務の負担を大幅軽減する。業務効率化のみならず、人材育成への活用も強み。録画内の話者やキーワードを高精度で把握でき、スムーズな検索や時間指定の共有が可能。研修での活用や、部下へのフィードバックの非同期化を実現し、新人の育成期間を短縮できたという導入事例も多数。ITreviewカテゴリーレポートのセールスイネーブルメント部門において、7期連続で顧客満足度No.1を達成。


杉山 大幹
バベル
代表取締役社長
HP | X(旧Twitter)

1995年生まれ、神奈川県横浜市出身。 株式会社バベルを創業し、AIを活用して、仕事の生産性を飛躍的に向上させるグローバル事業を創ることを目指しています。商談解析クラウド「ailead(エーアイリード)」を提供しています。 https://www.ailead.app/ オンライン商談やIP電話などを通じて取得した顧客とのコミュニケーションデータを、AIが自動で取得・解析・可視化します。 これにより、営業組織の業務効率化と「売れる」営業人材の育成を可能にします。 セールスイネーブルメント領域においては、顧客満足度No.1を頂いております。

スモールビジネスの請求書ストレスを自動化で解決する「ペイトナー請求書」(ペイトナー)

請求書の振込を自動化する請求書受領サービス「ペイトナー請求書」を運営するペイトナー株式会社は2019年設立。アナログな業務フローによって発生する作業時間と労力、ミスを減らすために、他サービスにはない「支払作業」の自動化をGMOあおぞらネット銀行との業務提携により実現した。スモールビジネスに特化した経理システムとして使いやすさだけではなく、コスト面においての障壁をなくすため、月額5,000円から導入を可能にするビジネスモデルを構築。社会課題である「遅れる中小企業の経理業務のデジタル化」を事業を通して解決することを目的に2022年9月より提供を開始。


阪井 優
ペイトナー
代表取締役社長
HP | X(旧Twitter)

大阪府堺市生まれ。智辯学園高等学校、大阪教育大学を卒業後、NTTドコモを経て、コイニー(現:STORES 株式会社)に入社、事業開発として地域金融機関との提携に従事。2019年4月にペイトナーを創業、「TechCrunch Tokyo 2019」、「MUFG Digital アクセラレータ」、「FIN/ SUM 2023」、「Forbes JAPAN 100」に選出。

福利厚生×プリペイドカードで組織の活性化に貢献する「miive」

福利厚生プラットフォームを運営する株式会社miiveは2020年設立。福利厚生市場は、長らくイノベーションが起きておらず、従業員利用率が低い、会社のカルチャーにマッチした設計・運用がしづらいといった課題があった。miiveは、プリペイドカードとスマホアプリを組み合わせた仕組みで、VISA加盟店全てで利用できる利便性の高さから、月次利用率90%を実現。管理画面では、簡単に手当を作成し利用状況をモニタリングできるのに加え、OCRで承認作業を自動化。非課税メリットを活かした従業員還元の新たな選択肢として幅広い企業で導入が進み、契約後の継続率は99%を超える。月額39,800円から提供。


栗田 廉
miive
CEO
HP | X(旧Twitter)

1997年 岐阜県出身。就職活動時の「福利厚生」への違和感から、2020年に株式会社miiveを創業。次世代の福利厚生プラットフーム「miive(ミーブ)」を展開。日本の閉塞感を打ち破るべく「働く」すべての人の未来を創造する事業を拡大中。2022年すごいベンチャー100、Forbes 30 Under 30 Asia 2023選出。

食事づくりの負担を軽減し、家族の笑顔を増やす宅配サービス「つくりおき.jp」(Antway)

株式会社Antwayは、2018年11月に設立された、家庭料理の宅配サービス「つくりおき.jp」を運営。「あらゆる家庭から義務をなくす」をミッションに掲げ、調理経験豊富なシェフと管理栄養士が監修した、栄養バランスの取れた手作りお惣菜を週替わりで届けて、共働き世帯や忙しい家庭の食事づくりの負担を軽減し、家族との時間をより充実させるためのサービスを提供している。冷蔵で届き、レンジで温めるだけ。1食あたり700円台(5食プランの場合749円)で、食事づくりの負担を軽減し、家族の笑顔を増やすことを目指している。


前島 恵
Antway
代表取締役社長CEO
HP | X(旧Twitter)

2015年4月 リクルートホールディングス(現:リクルート)に新卒入社。新規サービスのFE/BEエンジニアを経て、保険系新規サービスの開発統括、美容系予約サービスの開発統括に従事。 2018年4月よりビジネスサイドに異動し、新規事業立ち上げに従事。 2018年12月 リクルートを退社し、株式会社Antwayを創業。「あらゆる家庭から義務をなくす」というミッションを掲げ、つくりおき.jpを運営中。

国内No.1のWeb3.0メタバースプラットフォーム「XANA」

XANAはAI、Web3.0を活用したメタバースプラットフォームおよびインフラストラクチャー。世界9箇所に上場しWeb3.0メタバースとして現在国内No.1、世界でNo.3の規模を誇る。「全ての人にもう一人の自分ともう一つの居場所を」提供し、自己実現ができる新しい手段を提供している。国内外において企業、地方自治体、教育機関、影響力ある人物などの100以上の導入実績を持つ。


XANARIO
XANA
CEO
HP

起業家、エンターテイメントプロデューサー。日本の奈良県出身で日中英のトリリンガル。現在ドバイに在住。エイベックスとアーティスト契約し頭文字D、TRFなど著名楽曲を手掛けたのち独立起業。XJAPAN東京ドームや台湾スタジアムにおけるファッションショー、NYファッションウィークのショーなどをプロデュース後、日韓中メンバーでDJグループNoborderzを結成。中国のTV番組、映画等に楽曲提供を行い世界200都市以上にわたるワールドツアーを行う。サマーソニック上海など大型フェスにも出演。ブロックチェーン、バーチャルリアリティとの出会いにインスピレーションを受けグループを法人化しXANAの開発を行う。2022年世界大手取引所5社に上場を果たす。現在Noborderz Groupとして世界7拠点に従業員120名を超える組織を率いる。Noborderz = エンターテイメントで人類を繋ぐことを信条とする。

シリコンバレー発スマートホームで、新たな居住体験を提供する「HOMMA Platform」(HOMMA Group)

未来の住生活を創造することをミッションにシリコンバレーで2016年に設立されたHOMMAは、AIとセンシングテクノロジーを核としたHOMMAスマートホームプラットフォームにより、住宅にビルトインされた操作不要の自動運転型スマートホーム体験を提供する。快適で便利な居住体験を提供するだけでなく、スマートホームの導入コストや管理コストを劇的に削減し、エネルギー効率を大幅に向上した結果、マンションデベロッパー様やホームビルダー様に大きな投資リターンをもたらしている。2024年には日本市場への本格参入を開始予定。


本間 毅
HOMMA Group
代表取締役 Founder & CEO
HP | X(旧Twitter)

中央大学在学中に、ホームページの制作などを手がける事業で起業。2003年にソニーに入り、インターネット系の新規事業の開発や電子書籍の事業戦略などを手がける。2012年、楽天入社。執行役員としてデジタルコンテンツのグローバル事業戦略を担当。2016年、楽天を退社し、アメリカ・シリコンバレーを拠点とするHOMMAを創業。

表彰式

(終)

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編集チーム:小林 雅/福永 晋朔/浅郷 浩子/小林 弘美/原口 史帆/古川 琢郎

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