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定年の延長や再雇用などで、若手からシニア層まで幅広い世代が同じ職場で仕事をする時代である。ところが、若手・中堅・シニア層に、世代間による摩擦が増えているという声が多くなっている。
そうした声を受け、サイコム・ブレインズ株式会社が「職場における世代間の無意識の偏見」に関する調査を実施した。
調査結果を見ていくと、「50歳以上で役職についていないベテラン層」に対する無意識の偏見が職場に「ある・ありそう」は74%で、年代別では20代(50%)、30代(48%)、50代(81%)、60代(100%)と、年齢層が高くなるほど感じていることが明らかになった。
では、どのようなものなのかといえば、「思考の仕方」(61%)、次いで「コミュニケーションの取り方や手段」(56%)、「仕事に取り組む姿勢」(54%)である。
「30歳未満の若手社員に対する無意識の偏見」については、「ある・ありそう」が64%で、年代別では20代(50%)、30代(58%)、40代(67%)、50代(69%)、60代(50%)となっている。内容は「コミュニケーションの取り方や手段」(70%)、「思考の仕方」(60%)、「仕事に取り組む姿勢」(55%)となっている。
この調査結果から、サイコム・ブレインズ株式会社は、無意識の偏見をもっとも感じているのは「年上の部下」と「ゆとり世代」の中間に位置する40代・50代の中間管理職層で、解決の鍵は「無意識の偏見」を払拭することだと指摘している。
ところが、40代・50代の中間管理職層は、異なる世代との世間話やプライベートについての会話が比較的少ない事が明らかになり、それが偏見につながる原因にもなっている。
この、世代間に横たわる無意識の偏見に関しては、管理部門に限らず、すべての部門に共通する課題。払拭するためには、総務部門が中心となって、「世間話や日常的な挨拶などコミュケーションの積み重ねが大切」なことを、各部門同士で話し合ってみてはいかがだろうか。
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