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国によって違う名刺文化

公開日2018/05/08 更新日2018/05/08

ビジネスツールの一つでもある「名刺」ですが、それぞれの国によって、渡し方や受け取り方、そしてルールも違います。
いまやビジネスはグローバルな時代、各国の名刺文化を知っておくことも、世界で活躍するためには必要なことです。

あいさつがわりの名刺交換は日本独自のスタイル

押し寄せるグローバル化の波によって、管理部門や士業の皆様にとって突然の海外出張や海外赴任も、決して珍しいことではなくなってきました。また、海外からの訪問客対応も、ビジネスパーソンにとっては必要なこととなりつつあります。

日本のビジネスで欠かせないのが名刺ですが、海外では、少し事情が違います。
日本では、まず名刺交換をしてから商談というのが基本的なスタイルですが、海外ではあいさつと握手が先で、名刺交換はその後になります。

まずはあいさつがわりに名刺交換というのが日本式のスタイルですが、欧米では別れ際に連絡先を交換するという使われ方が多いようです。また日本では、相手の名刺を大切にしますが、欧米では名刺をメモ帳替わりに使うことも、決して珍しくはありません。これも、名刺文化の大きな違いです。

 各国それぞれの名刺事情 

それぞれの国の名刺事情をみていくと、アメリカでは、ほぼ日本と同じように使われていますが、フランスでは、管理職以上のものから渡すのが一般的のようです。また、イギリスでは、ビジネスで名刺を使うことは少なく、パーティーの席などで、名前を記入したカードを使うことはあるようです。

ドイツやロシアも、国内で使うことは滅多にありません。外国人に対して、使うことがあるという程度で、国内では名刺交換が一般的なことではなさそうです。

お隣の韓国では、ほとんどのビジネスマンが、日本と同じように名刺を使いますが、中国では、対外的なビジネスに関わっている人だけが使うようで、国内で用いられることはほとんどないそうです。

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名刺のサイズも国によって違う

日本で使われている一般的な名刺のサイズは91㎜×55㎜です。日本に近いサイズの名刺を使っているのはオーストラリア(90㎜×55㎜)、中国(90㎜×54㎜)、韓国(90㎜×50㎜)の3か国です。

そのほかでは、アメリカが88.9㎜×50.8㎜で、フランス、イギリス、ドイツは85㎜×55㎜となっています。これは、やはり名前のカードとして用いることが多いからかもしれません。

それから、名前の表記も、日本では「姓・名」となりますが、欧米では「名・姓」となります。これまでは、名刺を英語で表記するときは、欧米スタイルに倣うことが多かったのですが、2000年に国語審議会が「名前の紹介は我が国固有の形式が好ましい」と発表したことによって、両方が混在しているというのが現状のようです。

いずれにしても、各国の名刺事情を知っておくことは、世界に通用する一流のビジネスパーソンとしては、必要なことではないでしょうか。

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