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テレビや新聞のニュース欄で、「IT」や「ICT」、「IoT」などの言葉を見かけることが多くなりました。それぞれどのような意味があり、どのような違いがあるのでしょうか。いずれも、これからの産業を支える技術分野の重要なキーワードです。令和時代のビジネスパーソンとして、それぞれの違いを説明できるようにしておきましょう。
まず、それぞれが持つ言葉の意味ですが、ITは「Information Technology」の略で、「情報技術」という意味です。コンピューターの機能やデータ通信に関する技術、また、ハードウェアやソフトウェア、アプリケーションの開発技術などがITに当たります。
ICTとは、「Information and communication Technology 」の略で、「情報通信技術」を指します。意味はITとほぼ同じですが“communication”の単語が入ることで、“情報技術の活用”という意味が加わります。
つまり、「ITは情報技術」そのもので、「ICTは情報技術の活用」ということになります。
IoTとは「Internet of Things」の略で、「インターネットに様々なものを接続すること」を意味しています。
「IT革命」と呼ばれるIT技術の進化は、産業構造から個人のライフスタイルに至るまで、衝撃的な変化をもたらしました。PCやインターネットの普及が加速したのは1990年代後半からで、簡単に大量の情報交換ができるようになりました。
「IT革命」が、新語・流行語大賞を受賞したのが2000年ですが、いまや、日常生活のほとんどがIT技術によって支えられているといっても過言ではありません。
そのIT=情報技術を、さらに活用するICTという言葉が使われるようになったのは、2005年頃からです。国際的にはITとICTは、同じ意味で認識されていて、日本でもICTという言葉が定着し始めています。
そのICTは、あらゆる場面で使われています。いまや、日常的に多くの人が利用しているSNSやインターネット通販などは、ICTが進化したためです。
たとえば、スマートフォンから社内システムにアクセスし、商品の在庫や納品などの確認もできるようになりましたし、LIVE配信システムを活用して、離れた場所での会議も可能になりました。また、一部の学校では、教科書代わりにタブレット端末での授業も始めています。
IoTは、様々なものをインターネットに接続することで、さらにライフスタイルを、大きく変えようとしています。
今、話題のスマート家電も、IoT進化によるもので、冷蔵庫やエアコン、スピーカーなどの電化製品を、外出先から操作することもできるようになりました。また、留守中のペットの様子を、外出先から確認することができるようになったのも、IoTの進化によってもたらされたものです。
さらに、医療機器とつなぐことでの遠隔医療の拡大や、産業用ロボット、農業用ロボット、自動運転など、IoTの活用が拡大することによって、まさにSF映画や漫画で描かれていた世界が、現実のものとなることが大いに期待されています。
IT、ICT、IoTは、高度情報化時代を語るうえでも、今の時代を語るうえでも欠かせない用語です。もちろん、ビジネスにも直結するので、用語の意味と、どのようなシーンで活用されているのかなど、基本的なことを理解しておきましょう。
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