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締まり屋は財務に向かない?財務に向いている人の特徴とは

公開日2019/09/21 更新日2019/09/22

経理職と財務職は、一見するととても親和性があるように見えますが、実際のところやっていることは大きく違います。
どちらに重きを置くのかについては、経営陣の方向性や将来性によっても変わってきますが、拡大・展開方針を打ち立てているならば財務が重宝されますし、逆に縮小・収束が必要ならば経理の働きが重視されます。

同じお金を取り扱う職種であることに違いはありませんが、実際に取り組む仕事の内容については、真逆と言っても過言ではない職種なのです。

経理に比べると想像しにくい?財務とは何をする仕事なのか

財務職の仕事を一言で表すと「会社の資金を取り扱う」仕事です。
資金調達・資金繰り・資金運用......といったように、財務には常に「資金」の問題がついて回ります。
そのため、経理職とは違う一面から、会社の「お金」を見るようになります。

具体的には、金融機関と融資に関する折衝をしたり、資金繰り表を作成したりと、会社の目的に沿ってお金を集めるために何らかのアクションを起こす部署です。

小さな会社においては、財務としての仕事と経理としての仕事をいっしょくたにしても問題ない、というよりそうするしかないケースは多いですが、資金繰りに関する決定権は社長にしかないことも珍しくありません。
会社の血液に関わる重要なポジションなので、事業規模が大きくならなければ、なかなか他人には任せられないというのも理解できます。

また、中小企業においては売掛金・買掛金管理を経理担当者が行っているケースは珍しくありませんが、大手レベルになると財務側で管理するという会社もあるようです。

単なる締まり屋では、お金を投資することを考える財務には不向きかもしれない

財務職は、経理職と違う意味でお金と向き合うことを余儀なくされます。
経理職が会社の成果を具体的に可視化するのに対し、財務職はまだ見えない未来に向けてお金を準備する役割を果たしています。
将来的に資金となる可能性を持つ、入金が確定していない売掛金なども含まれます。

簡単に言えば、経理は「なぜこのようにお金を使ったのか」を分析したり資料を作成したりする部署であるのに対し、財務は「なぜこれだけのお金が必要なのか」を内外に説得し、実際に集める部署であると言えます。 そのため、お金の扱いに細かいという長所だけでは、財務的判断は難しい場合があります。

資金調達であれば、新規事業に伴う設備・土地・建物の購入、商材の大量購入、売掛金回収までの当面の資金確保など、会社の預貯金を超える額につき対応を求められます。

また、売上予算の計算・原価計算によって、変動費・固定費を差し引いた利益がいくらになるのかを事前に計算する予算管理や、前年度の決算をもとに設備投資・運転資本に関する計画を立てるのも財務の仕事です。

社内にある資源を洗い出したうえで、将来に向けて使えるお金がどのくらいあるのかやこれから必要になるお金を計算するセンスが財務には求められるのです。


記事提供元

管理部門の転職ならMS-Japan
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