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『職種の殻を破る行動力で、引き寄せたキャリア』 CFOインタビュー 株式会社ツクルバ - 小池良平氏

公開日2019/10/08 更新日2020/01/07

「場の発明」を通じて、欲しい未来を作る。をミッションに、ITを活用したリノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」や、「co-ba(コーバ)」を始めとするシェアードワークプレイス事業を手掛け、2019年7月31日に東証マザーズに上場した、株式会社ツクルバ。取締役CFO兼管理部長である、小池良平氏にお話を伺った。


「一発逆転」する気持ちで目指した公認会計士の仕事が人生の転機に

― まずは、これまでのキャリアについてお伺いします。 最初は、朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)に入所されていますが、学生時代から公認会計士を目指していたのですか?

実は、学生時代はほとんど勉強していなかったんですよね。途中で「これはやばいな」と思いまして。それで、何か資格を取ろうと思ったときに、一発逆転出来るくらいの難しい資格を目指そうと思い、公認会計士の試験を受けることにしました。

― 一発逆転する気持ちで受けて、実際に公認会計士になれたわけですが、そのまま今もキャリアが続いているということは、結構性に合っていたのですかね?

そうですね。実際に会計士になって監査法人で仕事をするのは、合っていたと思います。

段々と軸足がベンチャーに、監査法人のイメージに捉われない行動でベンチャー支援を行いキャリアが変わり始める

― 監査法人時代で、印象的だった出来事はありますか?

仕事をしながら「自分は一生、監査法人にいるかもな」と思っていたのですが、その意識を変える出来事がありました。5年目か6年目のときに自分が担当していたベンチャー企業が倒産してしまったのです。そこで、自分はプロフェッショナルとして、その会社が倒産する前に、もっと出来ることがあったのではないかと、自分のなかでかなり考えたんですよね。それがキッカケとなって、少しずつ、ベンチャー企業寄りの仕事を増やしていきました。元々、東証一部上場企業とか、時価総額国内トップ100に入るくらいの大企業を担当していることが多かったのですが、軸足を移していった感じです。

― 大企業の担当からベンチャー企業の担当に変わった際には仕事内容や担当企業との接し方等、違いはありましたか?

ベンチャー企業の担当をしているときのほうが、色々と相談されることが多かったですね。大企業は、仕組みがしっかり出来上がっていて、それが大企業の強みであると思うのですけど、ベンチャー企業はそれがないので、かなり内部に踏み込んだところまで関わらせてもらって、それぞれの会社を一緒に作り上げていった感覚はありました。

実は、そのときにツクルバとご縁もあって。これが後の入社のキッカケになるのですけど。ツクルバのシェアードワークプレイス事業の「co-ba」というサービスは、コワーキングスペースを運営しているのですが、自腹でそこのメンバーになったんですよ。

やっぱり、監査法人って大組織だし、私がいたところも大手でしたので、ベンチャー企業の方々からすると、若干距離があるんですよね。会社の中の人じゃなくて外様でもあるし、本質的な相談がなかなかしづらいとか、そういう印象があると思っていて。なので、同じ場所にいて、同じ空気を吸って仕事して、場とか時間を共有するのが大事かなと思ったんです。
それで、スタートアップが集まる場所はどこかなと思ったときに、コワーキングスペースだなと思って、その中でたまたまco-baのメンバーになったんです。

― たまたま御社のco-baに入ったというのは、運命的ですね。そこに、当時担当していたベンチャー企業が入っていたというわけではないんですか?

そうではなかったですね。だから始めに、僕がスーツを着てco-baに現れたとき、弊社代表の中村(代表取締役CCO 中村真広氏)は、何か売りに来た営業の人なんじゃないかと思ったらしいです(笑)
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