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就活性が見ている企業のポイントは？採用ブランディングに関する調査結果

公開日2019/10/17 更新日2019/10/18
就活生は企業のどこに魅力を感じているのか！

電通PRの企業広報戦略研究所が、2020年3月に卒業予定で、内々定・内定を1件以上獲得した大学生と大学院生1,000人を対象に、就職活動について「採用ブランディング調査2020」を実施し、その結果を公表している。

この調査は、企業広報戦略研究所と採用コンサルタント谷出正直氏が共同で開発した独自モデル「採用ブランディングモデル」 に基づき、2018年から実施しているもので、就職活動生が就職活動を通じて、企業のどのような活動や事実（ファクト）に魅力を感じ、その魅力がどのように就活や企業のレピュテーションに影響しているかを分析したものである。

さて、その結果だが、まず、就活生が感じている企業の魅力は

　1位「勤務条件・待遇（勤務地／福利厚生など）」

　2位「職場風土」

　3位「社員」

となっている。

次に、企業の採用活動について学生が感じた魅力は

　1位「丁寧な採用担当者の対応」

　2位「現場社員との接点」

　3位「質疑応答のしやすさ」

が入っている。

就活生は、希望する勤務条件を満たし、丁寧な対応をする採用担当者のいる会社に魅力を感じているようだ。

では、就活生が、企業に最も取り組んでほしい「働き方改革」は

　1位「柔軟な働き方」

　2位「長時間労働の是正」

である。

就活生の理想と言ってしまえばそれまでだが、見逃せないのは、就活を通して企業の印象が変わった経験がある人が86.2％もいることだ。そして、入社を決めた企業に魅力を感じるのに役立った情報源としては、

　1位「個別の会社説明会に参加して」

　2位「社員・社会人を通して」

となっている。

人手不足による人材確保の難しさを感じている採用担当者は、就活生のこのような意識を十分に把握しておく必要がありそうだ。

関連記事：厚生労働省から平成30年度新卒者内定取消し状況が公表されました

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