詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

最近よく聞く『クロステック』とは?

公開日2019/11/24 更新日2019/11/25

最近、クロステック(X-Tech)という言葉を聞くことが多くなりました。クロステックとは、ITの力を活用し、既存の業界に最新のテクノロジーを組合せることにより、今までにない新しい価値や仕組みを提供するサービスや製品を指します。クロステックは2015年ごろから動きが見られるようになりました。

このクロステックには、どのような種類があるのかまとめましたのでご覧ください。

フィンテック(Fintech)フィンテックとは、金融(financial)と技術(Technology)の造語です。
金融サービスと技術情報を結び付けた動きを指します。たとえば、スマートフォンを使用した決済サービス、送金サービスがフィンテックです。
マーテック(MarTech)マーテックとは、マーケティング(marketing)と技術(Technology)の造語です。
企業がマーケティング活動にITを取り入れ、効率的なビジネスを展開できるようになりました。たとえば、マーケティングオートメーションツール(MAツール)の運用、顧客CRM管理、LTV分析に活用される技術です。
リーテック(REtech)リーテックとは、不動産(Real Estate)と技術(Technology)の造語です。
土地の取得や分譲、賃貸など不動産事業にIT技術を取り入れ、新たな価値を生み出すことを指します。
プロップテック(PropTech)プロップテックとは、資産(Property)と技術(Technology)の造語です。
リーテックと合わせて不動産テックと呼ばれたりもします。不動産のデジタルトランスフォーメーションを指すときに使用します。テクノロジーの力により、不動産に関わる業界の課題や従来の商習慣を変革させようとするものです。
リテールテック(RetailTech)リテールテックとは、流通(Retail)と技術(Technology)の造語です。
小売業にITを導入することで、実現する新たなサービスを指します。流通・在庫管理・物流管理・決済にAIを活用したりするものです。在庫を多く持つ企業には欠かすことができない技術になります。
アドテック(AdTech)アドテックとは、広告(Advertisement)と技術(Technology)の造語です。
インターネット広告の技術を広く指す場合に使用されるものです。インターネット広告が一般的に浸透してきた背景にはアドテックの革新があります。また、位置情報や顧客情報を活用したディスプレイ広告などSEMが代表的です。
ヘルステック(HealthTech)ヘルステックとは、健康を意味するヘルスケア(Healthcare)と技術(Technology)の造語です。
ヘルステックは、健康管理や病気予防、診療後のアフターケアといったサービスが対象になります。時間的・物理的断絶をなくし、個々人の健康状況のモニタリングも可能です。たとえば、睡眠のサイクルを把握するアプリケーションなどが有名でしょう。
エドテック(EdTech)エドテックとは、教育(Education)と技術(Technology)の造語です。
子供の教材にパソコンやスマートフォン、タブレットを用いたり、オンラインのデジタル端末でテキストを読んだり、サテライト授業を見たり、ドリルを解いたりするような技術開発の取り組みを指します。
HRテック(HRTech)HRテックとは、人材(人事部)(Human Resource)と技術(Technology)の造語です。
HRテックとは、AIやクラウド、ビッグデータ解析などのような最先端テクノロジーを使い、採用、育成、評価、配置といった人事業務の効率化を目指すサービス全般を指します。
アグリテック (AgriTech)アグリテックとは、農業(Agriculture)と技術(Technology)の造語です。
従来の農業における問題や課題をドローンの活用、ビックデータによる生産量のデータ管理、IoT(ものとインターネット)、ブロックチェーンのような最先端テクノロジーで解決するものです。
クリーンテック(CleanTech)クリーンテックとは、環境(Clean)と技術(Technology)の造語です。
太陽光発電やハイブリッド自動車といった再生不能資源を一切消費しない、もしくは消費量を減らしても従来と変わらない効用を生み出すことのできるサービスプロセスや製品を指します。
ガブテック(GovTech)ガブテックとは、政府(Government)と技術(Technology)の造語です。
2013年ごろから使われ始めたものであり、政府や地方自治体が抱える課題を、最先端テクノロジーを活用して解決する取り組みのことです。エストニアやシンガポールが有名です。
リーガルテック(LegalTech)リーガルテックとは、法律(Legal)と技術(Technology)の造語です。
法律サービスを提供するために活用される、ソフトウェアやテクノロジーです。顧客と司法書士や弁護士、行政書士を結び付けるマッチングサービスなどがあります。また契約書をAIが読みリスク判定をするサービスもあります。
スポーツテック(SportsTech)スポーツテックとは、スポーツ(Sports)と技術(Technology)の造語です。
ITを活用することにより、スポーツの新たな付加価値を生み出し従来のスポーツの課題を解決したりするために用いられています。たとえば、スポーツ選手の肉体データ分析や管理なたり、どがあります。
ファッシュテック(FashTech)ファシュテックとは、ファッション(Fashion)と技術(Technology)の造語です。
アプリケーションを利用して写真を撮影することで、スリーサイズがわかり、自身にあった服を選択できるサービスなどが提供されます。
フードテック(FoodTech)フードテックとは、食(Food)と技術(Technology)の造語です。
IoT技術と食品関連サービスが融合することにより生まれた、新しい分野を示す言葉です。国内外を問わず多くの企業が取り組みをおこなっています。食品ロスを防ぐツールとしての活躍が期待されています。

まとめ

17のクロステックについて紹介をしてきました。従来の技術で実現できるものもありますが、RPAやAIといった新しい概念が登場したことにより実現できたものもあります。

将来的に様々な産業でクロステックが当たり前になる時代を目指し、多くの新規事業やスタートアップが登場する可能性が高いでしょう。

関連記事:今さら聞けないブロックチェーンの可能性と課題

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報