公開日 /-create_datetime-/
一般社団法人日本能率協会が、2019年度の入社半年・2年目の社員へ「若手社員意識調査」を行ったところ、若手社員の約半数(48.8%)が転職を検討しており、しかも、すでに転職サイトに登録済みと、実際に転職活動を進めていることがわかった。
転職についての考え方について聞いたところ、「転職することを検討しているが、特に行動していない」が33.5%と最も多く、「転職することを検討し、近いうちに転職活動を始める予定である」(12.3%)、「現在、転職活動をしている」(3.0%)と続いている。
一方、「転職はせず、今の会社に定年まで勤めるつもり」は21.8%で、「今のところ、転職することは考えていない」が29.5%である。
この調査で注目したいのが、転職活動をしているのはわずか3%だが、半数以上が転職サイトに登録していることで、定年まで勤めるつもりの社員でも60.9%が転職サイトに登録しているという現実である。
一応、現段階では「転職をするつもりはない」という意識であっても、このまま、勤めていることが自分にとってプラスかどうかを検討し、他社との比較をしながら情勢を見極めている姿勢がうかがえる。
定年まで勤めるつもりの社員でも約6割が転職サイトに登録しているという現実は、社員の定着率高めようと取り組んでいる人事・総務担当者にとっては、ショッキングな調査結果といえる。
一般社団法人日本能率協会・KAIKA研究所の近田高志所長は、「若手社員の約半数が転職サイトに登録、転職を検討・活動中という結果は、今や、当然のこと」と前置きし、「もはや、若手社員の辞書には「下積み」や「滅私奉公」といった文字は存在しない。上司や先輩社員には、そうした前提に立って、若手社員と向き合うことが求められている」と、調査結果から分析している。
また、「職場に目標にしたい人がいる若手社員の方が、能力・スキルアップができており、会社のビジョンや戦略と自分の仕事がつながっていると感じ、その結果、仕事や会社組織への満足度に結び付き、定着に影響していることが確認することができました」のコメントを寄せている。
さて、あなたの職場には、若手が目標とする先輩社員はいるだろうか。管理部門は、人材育成が重要な役割であるということを再確認し、職場をあげて若手社員の育成体制づくりを進めることが不可欠となりそうだ。
契約書チェック(契約審査)の重要性とチェックを行う際のポイント
空間共有システム選び方ガイド
知らないともったいない!ビジネスカードのマル得活用ガイド
若手社員の早期離職を防止するためにできること
明日からできる業務改善 ~良くわかる業務整理のガイドブック~
【経理の転職情報】まとめページ
【550社が出展!】日本最大級のバックオフィス向け展示会を開催
大企業法人の経理担当必見!5月の税務ガイド
定時株主総会の事前準備総まとめ、各部門担当者の役割と業務上のポイントを解説
AGSクライアントの商材・サービス紹介サイト開設のお知らせ
新卒エンジニア採用施策アイデア大全
テレワークでも確実にコスト削減する「引っ越しのコツ」
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
社印・社判を必要とする文書の電子化
電子帳簿保存法Q&A【基礎編】
管理部門・士業に聞いた!「残業」の実態調査2024
個人投資家はどこをチェックする? 企業の非財務情報やESGの取り組みを整理するモデル開発
ローカル10,000プロジェクトとは?最大5000万円で地域起業と新規事業展開を支援!
代表取締役等住所非表示措置について など|4月15日~4月21日官公庁お知らせまとめ
管理部門のChatGPTの普及率は?【管理部門327名に聞いた実態調査】
公開日 /-create_datetime-/