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職場環境や給与などの待遇面について、自分が勤めている企業よりも、他所の企業ほどよく見える、つまり“隣の芝生は青い”と感じる人が多いようだ。リスクモンスター株式会社の調査では、約4割が他所の企業を羨ましいと感じていることが明らかになった。
この「隣の芝生(企業)は青い」調査 は、今年で2回目となるが、知人や友人の勤め先に対して「羨ましいと感じたことがある」は41.9%で、前回調査の58.1%より下回る結果となったが、見逃せないのが、若手ほど隣の芝生は青いと感じていることである。
これを性別、婚姻、年齢、職業、年収ごとに見ていくと、まず男女別では、女性が46.0%に対して男性は37.8%、婚姻状況では未婚者が42.8%で既婚者は40.5%、年齢別では20代が48.5%と最も多く、半数近くが他社へ羨望を抱いていることになる。
ちなみに、羨ましいと思う企業の1位は「国家公務員」(19.5%)、2位「地方公務員」(18.9%)、3位「トヨタ自動車」(6.5%)、4位「パナソニック」、「三菱商事」(2.1%)だ。
羨ましいと感じる理由については、「給料が高い」(56.3%)が最も多く、次いで「福利厚生が充実している」(45.1%)、「安定性がある」(40.3%)、「知名度が高い」(25.3%)と続いている。
この調査結果を総合すると、老若男女を問わず、給料が高く、福利厚生が充実し、会社が安定している点を羨ましいと感じているということだ。
とくに社会人経験の浅い若手ほど、隣の芝生が青く見えやすく、年齢を重ねるにしたがって、「どんな会社であっても、それぞれ問題や不満がある」ということが理解できるようになっていくということのようだ。
では、「隣の芝生が青く見えている」若手に対して、管理部門はどのように対処していけばいいのだろうか。「ある年齢になれば、いろいろな事情がわかってくる」と説得しても、おそらく通用しないのではないだろうか。
自社の芝生をより青く見えるための工夫が、人事や総務、あるいは広報部門には、より強く求められることになりそうだ。
詳細な調査の内容が、「第2回 「隣の芝生(企業)は青い」 調査 」で確認できるので興味のある担当者はチェックしておくといいだろう。
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