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ビジネスには、新しい用語が次々と出てきますが、ここ数年で一般化してよくつかわれるようになってきた 用語の一つが“SaaS”(サース、サーズ)です。聞いたことはあるけど、どういう意味なのかよくわからない、というビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。
今回の記事ではSaaSとは何か、これまでのソフトウェアとの違いな何かなど、簡潔にまとめてみました。
SaaSとは「Software as a Service」の略で、「サービスとしてのソフトウェア」という意味です。多くの場合、クラウドコンピューティングで提供されるソフトウェアのことを指します。
これまでは、ソフトウェアを使用するためには、CD-ROMやDVD-ROMなどのパッケージで提供され、それをパソコンなどにインストールする必要がありました。それがクラウドの普及によって、ネットワーク経由で利用できるようになりました。
ですから、パソコンにソフトウェアがインストールされていなくても、インターネットにアクセスできる環境があれば、SaaSが提供する“サービスとしてのソフトウェア”を利用することができるわけです。
SaaSは、ソフトウェアをクラウド経由で提供するため、従来のパッケージ型のソフトウェアではできなかったことも、できるようになりました。
SaaSは、インターネットに接続する環境さえあれば利用できますから、オフィスや自宅のパソコン、外出先でのノートパソコンなど、異なったデバイスからでも利用することができます。
さらに、パソコンとスマートフォン、タブレット、WindowsとMacOSなど、デバイスの種類や違うOSでも、サービスが対応していれば可能ですから、自宅や外出先で、オフィスでの作業の続きをすることもできます。
これまでは、オフィスのパソコンに入っているソフトウェアと同じものが入っていないために、休日にオフィスへ行かなければならないこともありましたが、SaaSを導入することにより、自宅からのリモートワークも手軽にできるようになります。
インターネットにつながる環境さえあれば、自宅、外出先、旅行先からでも、場所に左右されることなく、オフィスと同じように仕事ができることになりますから、働き方改革にもプラスになるのではないでしょうか。
また、ドキュメント編集機能とストレージ機能が搭載されているSaaSでは、複数で同じデータを共有することができます。
しかも、単に保存先が同じというだけではなく、一つのファイルを複数で共有し、同時編集もできますから、グループワークとして活用するなど、これまでとは違う、新しい働き方ができそうです。
SaaSは、従来のパッケージ型ソフトウェアから、主役の座を奪う勢いで普及しています。では、SaaSを導入することで、どのようなメリットがあるでしょうか。
まず、面倒なソフトウェアをインストールする作業を省くことができます。アカウントのユーザーIDとパスワードさえあれば、サービスにログインするだけで利用することができます。
しかも、次々とソフトウェアをインストールすると、ストレージの容量が気になりますが、その心配は無用です。
そして、管理部門が一番気になるのは、導入コストの問題でしょう。パッケージ型は購入しなければなりませんが、SaaSは、多くが月額性となっています。導入時のコストはSaaSに軍配が上がりますが、利用期間が長くなればなるほどSaaSの負担は大きくなります。
しかし、最新バージョンのパッケージ型ソフトウェアを使うのであれば、数年ごとに買い替えが必要になります。SaaSの場合、最新バージョンへの更新やセキュリティ対策などは、サービスを提供するサーバー側ですから、ソフトウェアの管理は不要です。
それらを比較すると、コスト面では、どちらの方が得になるか、管理部門は、さまざまな角度から検討してみてはいかがでしょうか。
ソフトウェアの最新バージョンへの更新やセキュリティ対策などは、管理を担当するシステム部門には大きな負担となります。また、多様な働き方を推進していくためには、SaaS導入が、一つのきっかけになるかもしれません。
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