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忘年会の参加・不参加を巡る物議が、毎年のように沸き起こる。パワハラやアルハラがクローズアップされているだけに、かつてのような強制参加は影を潜めつつあるが、果たして、令和時代のビジネスパーソンは、職場の忘年会をどのように受け止めているのだろうか。
総合旅行プラットフォーム「エアトリ」を運営する株式会社エアトリが、全国の10代~70代の男女765名を対象に実施した「忘年会に関する調査」によると、職場の忘年会に「参加する」(34.1%)、「開催されれば参加する」(29.3%)で、6割以上が参加を予定していることがわかった。
また、職場の忘年会に参加する理由については、「親睦を深めるため」が半数近くの47.6%で、「仕事の一環だと思うから」が30.1%)、「楽しいから」が12.8%で続いている。
一方、職場の忘年会に参加しない理由は、「業務時間外に会社の人と過ごしたくない」が30.7%で、3人に1人が仕事とプライベートを区別したいと考えていることもわかった。
では、忘年会そのものついてはどうなのか。職場の忘年会については「好き・12.7%」「まあまあ好き・42.2%」で、合わせると半数を超える54.9%だが、これがプライベートの忘年会となると、「好き」と「まあまあ好き」の合計は86.5%に跳ね上がる結果となった。
ちなみに、プライベートでの忘年会参加予定は7割を超え、いろいろな批判がありながらも、日本人は忘年会を好意的に受け止めているようだ。
ところで、会場や日時、料理の設定、会費の徴収、支払などを任される幹事が必要だが、ここで、なんでもかんでもポイント還元時代ならではの問題がある。
それは、忘年会の支払いの際に発生するポイントをどう扱うか、である。幹事で「ポイントを貯めたことがあるか」の設問には、52.9%と半数以上が「ない」と回答している。
では、幹事がポイントを貯めることに関しては、65.9%が「なんとも思わない」、21.7%が「貯めてほしいと思う」と回答し、約9割が幹事のポイント取得には、ほとんどは抵抗がないと感じているようだ。
忘年会シーズンとなり、幹事役を任される管理部門の担当者も多いだろう。さて、会社行事の支払時に発生するポイントやマイレージをどう処理するか。大半が、幹事が取得することを容認しているとはいえ、やはり、忘年会参加者にも何らかのカタチで還元できる方法を考えておくのがいいのではないだろうか。
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