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知っていますか?社会保険労務士の役割

公開日2020/02/24 更新日2020/02/25
知っていますか?社会保険労務士の役割

企業の管理部門の中でも人事総務担当者は、労働条件の整備や社会保険の手続などで、何かと社会保険労務士とかかわることが多いはず。そこで、社会保険労務士の役割を、改めておさらいしておきましょう。

労働及び社会保険に関する専門家

社会保険労務士は、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資する」ための業務を行う、社会保険労務士法に基づく国家資格を有する専門家です。

その業務は幅広く、採用から退職までの「労働・社会保険に関する諸問題」や「年金の相談」に応じるなどのほか、紛争解決手続代理業務や補佐人として弁護士とともに訴訟の対応にあたることもあります。

労働社会保険への加入手続は、従業員が安心して働くことができる職場環境づくりには欠かせないものですが、制度が複雑なため専門的な知識が必要となり、経営者や人事労務担当者の大きな負担となっています。

また、年度更新や算定基礎業務には、その基礎となる賃金の定義や保険料の算出も必要となります。申告額に誤りがあると追徴金や延滞金を徴収されることもあります。そこでサポート役として登場するのが、専門家である社会保険労務士(社労士)です。

専門家のサポートで業務の効率化

社労士が複雑な労働社会保険の業務を代行することによって、手続に要する時間も担当者の負担も大きく軽減することにつながります。

また、これらの手続を行わずにいると、従業員の労働災害や失業、病気、ケガ、定年後の年金などの給付が受けられない場合もでてきます。企業の社会的責任(CSR)やコンプライアンス(法令順守)の視点からも重要な業務であり、手続をスムーズに行うためには、専門家のサポートを受けることが賢明といえるのではないでしょうか。

アニメ配信で社労士のPR活動

ところで、12月2日が「社労士の日」ということを、ご存知でしょうか? 1968年(昭和43年)12月2日に社会保険労務士法が施行されたことにちなんで、この日を「社労士の日」としています。

全国社会保険労務士会連合会及び都道府県社会保険労務士会は、社労士の業務内容を広くアピールするために、さまざまなイベントを展開、また、全国社会保険労務士会連合会による記念広報・アニメ「パパの選択」を配信するなど、社労士のPR活動に取り組んでいます。

アニメ「パパの選択」の内容は、主人公である印刷会社の中堅営業マンが、家庭と仕事のはざまで悩む姿を描いたものです。主人公に子どもが生まれ、とても喜んでいるはずが、仕事に追われ帰宅するのはいつも深夜。妻は育児疲れで心を閉ざし、夫婦に亀裂が・・・

多くのビジネスパーソンも、仕事と家庭のはざまでの悩みを、多少とも経験していることではないだろうか。ストーリーは、社労士のサポートで、家族が笑顔を取り戻すというものだが、社労士の役割をわかりやすく伝えています。

社労士が業務代行することで得られるメリット

法改正の多い労働社会保険の諸手続などの業務を、社労士に代行してもらうことで、手続がスムーズに運ぶだけでなく、管理部門担当者の業務が大幅に削減されることが最大のメリットです。

また、雇用や人材の能力開発などには、多くの助成金がありますが、受給するための要件が助成金ごとに異なるため、なかなか助成金活用をためらう経営者も多いようです。何が助成金の受給対象となるか、さらに煩雑な申請手続を社労士が代行することで、助成金を効果的に活用しながら事業の発展につなげていくこともできるのではないでしょうか。

まとめ

社労士を効果的に活用し、事業の発展につなげていくためには、社労士の役割を理解しておく必要があります。その入口となりそうなのが、全国社会保険労務士会連合会による記念広報・アニメ「パパの選択」です。ぜひ、一度、ご覧になってみてください。

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