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製造業(メーカー)経理で求められるスキルとキャリア

公開日2020/05/13 更新日2020/05/14

製造業の経理、いわゆるメーカー経理は、一般的な小売業・商社等の経理と異なり、工業簿記の概念を知らなければなりません。 小売業は「仕入れたモノを売る」ことで商売が成り立っていますが、製造業は「原材料を購入して自社で製造したモノを売る」ことで収益を生み出しています。

すでに出来上がっているものを仕入れるのではなく、自社で商品を製造して業者に売る・あるいは直接販売する工程があるため、単純な商業簿記では正確に原価を把握することはできません。 この記事では、メーカー経理で求められるスキルやキャリアについて、製造業の特徴を踏まえつつご紹介します。

メーカー経理は「原価計算」が必須と心得る

自社工場で製品を製造する場合、単純に材料を仕入れたとしても、それだけが経費になるわけではありません。 具体的には、外部から購入した原材料の「材料費」・材料を組み立てたり加工したりして製品を作る工員の工賃である「労務費」・製品を作るにあたり使用する設備や電気料等のランニングコストである「経費」などが組み合わさって、原価が算出されます。

また、原価の性質によって、発生した費用は直接費と間接費に分けられます。 直接費というのは、製品を製造する際に直接関わる部分で発生した費用のことで、例えば石鹸Aに対しての主要材料の一つが苛性ソーダだとしたら、苛性ソーダは製品Aの直接費として分類されます。

これに対して間接費は、例えば石鹸Aと洗剤Bを作っている工場が同じ場所に立地していて、建物の賃料や電気料がひとまとめになっている場合、どちらの製品にどの程度電力を使っているのかが分からないため、間接費として分類します。 単純にまとめると、商品が出来上がるまでにかかったお金を用途ごとに細かく分けることで、製品1個あたりの製造原価を計算することが、メーカー経理には求められます。


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