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頭痛のタイプの見分け方や予防策とは?

公開日2020/06/24 更新日2020/06/25

長時間同じ姿勢でのPCスマホでの作業、頭痛に悩んでいる人も多いのでは?

頻繁に頭痛が起きると仕事に集中できなくなり辛いものです。実は、頭痛には大きく2つのタイプがあり、それぞれの原因や対処法、予防策が違うのはご存知でしょうか。さらに、自分に合わない眼鏡の使用や老眼も頭痛の原因となり得ます。

今回は、ご自身の頭痛のタイプの見分け方や対処法、予防策を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

頭痛のタイプと原因・誘因を知る

繰り返し起きる慢性頭痛は、「片頭痛」と「緊張型頭痛」の2つのタイプに大別できます。

頭痛のタイプによって異なる、原因や誘因を把握しておきましょう。

●片頭痛の原因と誘因

片頭痛の根本的な原因は、ストレスにより血管が急激に拡張することにあります。血管拡張を引き起こす様々なストレスとして、主に以下の誘因が挙げられます。

・光の刺激

・音の刺激

・疲労

・寝不足

・空腹

・気圧の変化

・エアコンの温度変化

・女性ホルモンの変化 など

太陽光や室内の照明、パソコンやスマホから発せられるブルーライトの光は、片頭痛の誘因となることがわかっています。職場環境や街中の雑音など、音の刺激もストレスを生み出します。

ほかにも、身体的な疲労などをはじめ、気圧の変化や室内と室外の温度変化、女性ホルモンの変化など、不快に感じることがストレスとなって片頭痛を起こします。

●緊張型頭痛の原因と誘因

緊張型頭痛の根本的原因は、ストレスにより筋肉の緊張や血管収縮が起き、溜まった老廃物が周辺の神経を刺激することにあります。緊張型頭痛の誘因となる様々なストレス要素をみてみましょう。

・パソコンやスマホの長時間使用

・無理な姿勢の維持

・運動不足

・疲れ目

・老眼

・不安

長時間のパソコンやスマホ操作のほか、前かがみなどの無理な姿勢、眼精疲労、老眼などは、首や肩、頭の筋肉が緊張するため、緊張型頭痛を起こす要因と考えられています。

また、心配ごとや不安などの精神的ストレスも血管を収縮させるため、緊張型頭痛を起こしやすくなります。

頭痛の見分け方リスト

片頭痛は、こめかみ付近や頭の片側または両側がズキズキと痛むことが多いのに対し、緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるような痛みが続くのが特徴です。

ご自身の頭痛がどちらのタイプなのか、症状による見分け方リストで把握してみましょう。

ただし、緊張型頭痛にみられる症状でも、日常生活に支障が出ることがあれば片頭痛の可能性があるため、あくまでも一つの目安とし、医師の診察によって確定してください。

●片頭痛の症状

以下の症状が1つでも当てはまる人は、片頭痛の可能性があります。

□ ズキンズキンと脈打つような痛みがある

□ 頭痛の前兆としてギザギザの光が見えたり、視界が悪くなったりする

□ 体を動かすと頭痛が悪化する

□ 頭痛にともなう吐き気や嘔吐することがある

□ 頭痛で寝込むことがある

□ 光や音がうっとうしく感じる

□ 雨が降る前に起こりやすい

□ 排卵時・生理前・生理中に起こりやすい

●緊張型頭痛の症状

以下の症状が1つでも当てはまる人は、緊張型頭痛の可能性があります。

□ 頭を締め付けられるような痛みがある

□ 頭痛の前兆はない

□ 頭の両側、全体、後頭部に痛みがある

□ 肩や首周辺の筋肉にコリを感じる

□ 体を動かすと頭痛がやわらぐ

頭痛のタイプ別の対策

片頭痛と緊張型頭痛は原因が異なるため、対処や対策の方法も異なります。対処を間違えると頭痛が悪化することがあるので注意してください。

●片頭痛は冷やすのがポイント

片頭痛が起きたら、「冷やす」ことを意識して対処しましょう。保冷剤や濡れタオルなどで痛む場所を冷やし、拡張した血管を元に戻すことで片頭痛がやわらぎます。また、解消法として、光やニオイ、音といった外的刺激を遮断して横になるのもよいでしょう。

片頭痛を予防するためには、生活リズムを整えるとともに、緊張型頭痛と同じ対策も必要と考えられています。

【片頭痛の予防策】

・パソコンやスマホは長時間使用せず、ブルーライトカット対策をする

・眩しい日差しや照明を避け、偏光サングラスを活用する

・騒音環境や人混みを避ける

・タバコや芳香剤などのニオイを避ける

・寝不足や寝過ぎを避ける

・一日3食とり、極端な空腹を避ける

・血管を拡張させやすいコーヒーやチョコレート、赤ワイン、チーズなどを控える

・生活リズムを整える

・悪い姿勢や眼精疲労、腰痛、歯肉炎など肩こりの誘因を排除する

・ウォーキングや入浴などで肩こり対策を行う

パソコンやスマホのブルーライトカット対策は、画面に貼り付けるシートやブルーライトカット眼鏡を活用しましょう。

●緊張型頭痛は温めるのがポイント

緊張型頭痛が起きた際の対処法は「温める」ことです。収縮した筋肉や血管を元に戻すことで頭痛がやわらぎます。

予防策として、首や肩などの筋肉を緊張させないことや、心のストレス解消も必要です。収縮した血管を元に戻すための運動やリフレッシュなどを心がけましょう。

【緊張型頭痛の予防対策】

・パソコンやスマホは長時間使用せず、休憩をとり筋肉をほぐす

・首や肩など痛む場所をマッサージする

・首や肩周辺のストレッチを行い、血行を高める

・熱すぎない温度の入浴で緊張した心身をほぐす

・ウォーキングやストレッチ、水泳など手足を対称的に動かす運動を習慣化する

・眼鏡やコンタクトの見直しにより眼精疲労を改善する

・作業距離に合った老眼鏡やブルーライトカット眼鏡を利用して疲れ目を軽減する

筋肉の緊張や血管の拡張に端を発する緊張型頭痛を予防するには、長時間同じ姿勢をとらないよう心がけ、軽い運動や自分に合った眼鏡を活用しましょう。

まとめ

パソコンやスマホなどを使うビジネスパーソンのみなさんは、頭痛を起こしやすい環境下にあるといえます。デジタル機器の使用以外にも、眼精疲労や老眼も頭痛の原因となります。まずはご自身の頭痛のタイプを知り、今回紹介した対処法や予防対策を心がけましょう。

※本記事の内容について参考にする際は、念のため専門家等にご確認ください。

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