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これからの時期に知っておきたい熱中症対策

公開日2020/06/28 更新日2020/06/29

いよいよ梅雨シーズン突入ですが、この時期に気をつけたいのが熱中症の危険性です。梅雨明けの夏本番はもちろんですが、湿度が高くなる梅雨期間中も熱中症には注意が必要です。熱中症は、正しい予防方法を身に着けておくことで防ぐことができます。

体温調節機能のバランスが崩れると高まる熱中症の危険性

熱中症は、気温も湿度も高い気象条件下で発生しやすくなります。気温が上昇すると体温も上がりますが、人間の身体は汗をかくことで体温を外に逃がし、自然と体温調節をするようになっています。

ところが、急激に気温が上昇すると、その暑さに身体は対応することができなくなります。あるいは、高温多湿の気象条件下での激しい運動などによっても体温は上昇し、体温の上昇と体温調節機能のバランスが崩れると熱中症を引き起こしてしまいます。

徐々に気温が上がり、体温調節機能もそれに合わせて準備を整えていくことができれば、身体に熱が溜まってしまう熱中症の危険性は低くなります。しかし、特に危険なのが、気温が上昇し始める夏です。最近の天候は、突然真夏日となることも多いですから、ますます注意が必要です。

どのように熱中症を予防するか

熱中症の予防策としては、身体を徐々に暑さに慣らしていくことが理に適った予防策です。しかし、突然の猛暑や異常低温となる自然が相手ですから、そう簡単なことではありません。

ですから、日ごろから気温・湿度に気を配ることが大切です。涼しい服装を心がけ、出歩くときは日傘や帽子を持参する、日陰を利用する、そして水分や塩分を適度に補給する、などが必要となってくるでしょう。

のどがかわいていなくても、こまめに水分を取りましょう。たくさん汗をかいたあとは、ただの水よりスポーツドリンクの方が、塩分や糖分が含まれるために吸収がスムーズといわれています。

その日の気温や湿度の変化を知ることは、熱中症予防の重要なポイントです。テレビやWebなどで公開されている「暑さ指数」で、熱中症の危険度をチェックする習慣をつけましょう。暑さ指数とは、人の感じる暑さの要因として、気温、湿度、輻射熱の3つを取り入れた指標です。熱中症予防のための指標として用いられています。

暑さに負けない身体づくり

熱中症から身を守るためには、暑さに負けない身体づくりも大切です。日ごろから適度な運動を行い、栄養バランスを考えた食事や十分な睡眠を取るようにして、健康体で暑さを乗り切るようにしたいものです。

梅雨の時期は、気温だけでなく湿度も高くなり、寝苦しい日が続きますから、睡眠の質を著しく低下させてしまいます。

扇風機やエアコンを適度に使い、睡眠環境を適正に保つことも、熱中症の予防につながります。また、通気性に優れた寝具などを使い、ぐっすりと眠ることで睡眠の質を高めることができますし、睡眠中の熱中症予防にもなります。

冷却グッズを効果的に活用

温室効果ガスの削減が目的のクールビズもすっかり定着し、ビジネスでの涼しい服装も当たり前になってきました。暑さや熱中症から身を守る方法や工夫も、いろいろと公開されています。

たとえば、冷却シートや冷却スカーフ、氷枕などの冷却グッズを利用することも、体温の上昇を防ぐためには効果的です。とくに首元など、太い血管が身体の表面近くを通っている場所を冷やすと、効率よく身体全体を冷やすことができます。こうした冷却グッズも大いに利用しましょう。

ただし、冷却グッズの利用とともに、体調を整え、無理をしないことも大切です。炎天下での激しいスポーツや長時間に及ぶ作業は、熱中症の危険が高くなります。冷却グッツを使用していたとしても、短時間で体温が上昇し、生命に危険が及ぶことがありますので注意しましょう。

まとめ

適度な水分と塩分の補給、日陰での休憩をこまめに取る、といった日常の行動に加え、テレビやWebなどで公開されている暑さ指数を確認し、常に熱中症の危険度を気にするようにして身を守りましょう。また、社員の衛生管理を担当する総務担当者は、こういった情報を社員に共有し、従業員の健康管理に気を付けましょう。

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