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「新しい生活様式」における熱中症予防のポイント

公開日2020/07/22 更新日2020/07/23

気象庁が発表した向こう3か月(7月~9月)の気温は、暖かい空気に覆われやすいことから、全国的に高くなると予想しています。そうなると懸念されるのが熱中症ですが、今年の夏は、外出時のマスク着用など「新しい生活様式」での、熱中症対策をしなければなりません。

熱中症にならないために、どのようなことに注意気するべきでしょうか?

感染予防と熱中症予防でマスクは?

withコロナ時代の「新しい生活様式」では、飛沫感染や接触感染の予防のため、人と身体的距離をとることによる接触を減らすこと、マスクをすること、手洗いをすることなどが求められています。

新型コロナウイルス感染症は、無症状や軽症であっても、感染を拡大してしまうこともありますから、感染から自分の身を守るだけでなく、感染を拡大させないためにも、マスクの着用が奨励されているのです。

でも、気温30度を超えるような日にマスクをつけて外出するのは、かなり“しんどい”のではないでしょうか。しかも、熱中症になるリスクも高くなります。

では、どうするべきか。環境省と厚生労働省が、令和2年度に必要な熱中症予防行動についての資料を作成しているので、それを参考に熱中症予防、新型コロナウイルス感染予防を心がけましょう。

今年の夏の熱中症予防対策4つのポイント

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」での熱中症予防のポイントとして、「マスク着用について」、「エアコンの使用について」、「涼しい場所への移動について」、「日ごろの健康管理について」の4点が示されています。

1. マスクの着用について

マスクは飛沫の拡散予防に有効ですが、高温多湿の環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。

2. エアコンの使用について

新型コロナウイルス対策には換気が必要ですが、一般的なエアコンは空気を循環させるだけで換気は行われません。ですから、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要がありますが、換気によって室内温度が高くなる可能性がありますから、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。

3.涼しい場所への移動について

少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所に速やかに移動しましょう。ただし、人数制限により屋内の店舗などにすぐに入ることができない場合もありますが、その際は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動するようにしましょう。

4. 日ごろの健康管理について

「新しい生活様式」では、毎朝、定時の体温測定、健康チェックが求められます。これらは、熱中症予防にも効果的です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

例年以上に注意が必要な熱中症予防対策

厚労省と環境省が示している「新しい生活様式における熱中症予防のポイント」は、必ずしも科学的な知見が十分に集積されているわけではありませんが、これまでとは異なる“withコロナ”という環境下での、熱中症予防行動について取りまとめたものです。

外出時は天気予報や「暑さ指数(WBGT)」を参考に、暑い日や時間帯を避け、無理のない範囲で活動する、外出するときは日傘や帽子を活用する、こまめに水分補給するなど、従来の熱中症予防行動を徹底しましょう。

ちなみに、食事以外では一日当たり1.2リットルの水分摂取が目安とされています。また、スポーツなどで汗をたくさんかいたあとは、塩分やミネラルを補給することも大切です。

今年の夏は、猛暑日が多くなるという予想もあり、さらに新型コロナウイルス感染予防対策も必要ですから、例年以上に熱中症にも気をつけなければならないでしょう。

まとめ

マスクを着用する場合には、強い負荷での作業やトレーニングは避け、のどが渇いていると感じる前に、こまめに水分補給することを心がけましょう。

また、周囲の人と十分に距離をとれる場所ならば、一時的にマスクをはずして休息することも必要です。

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