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2020年の「海開き」「山開き」はどうなっている?

公開日2020/07/29 更新日2020/07/30

夏のレジャーシーズンの幕開けを告げるのが海開き・山開きですが、コロナ禍の今年は中止や規模縮小が相次ぐなど、例年とは趣を異にした海や山での過ごし方となりそうです。海や山でのレジャーを楽しみにしていた人は、ここで海開き・山開きがどのような目的で行われているのかを確認しておきましょう。

「○○開き」の始まりは“山開き”

「〇〇開き」という言葉は、海開きや山開きだけでなく、さまざまなシーンで使われますが、始まりは「山開き」とされています。

昔は、山は信仰の対象であり、現在のように誰もが登山や山歩きを楽しむことができませんでした。山への立ち入りが制限され、女人禁制だった時代もあります。しかし、一定期間だけ山に登ることが許され、それが“山開き”として定着していったようです。

かつての山開きは、山への立ち入り可能な期間の始まりを示す、信仰につながる行事でしたが、現在は、安全性の観点から期日を決めているようです。

日本一有名な山開きといえば、やはり富士山でしょう。例年は7月1日に山梨県側(静岡県側は7月10日)で山開きが行われ、多くの登山客でにぎわいます。

しかし、今年は新型コロナウイルス感染防止のため登山道が閉鎖され、山小屋も休業しています。富士スバルラインで5合目までは行けますが、本格的に富士山での登山を楽しむのは来年以降となりそうです。

マリンレジャーのメッカ湘南の海は?

海開きは、海水浴シーズンを前に、水質や水温の検査、ごみや漂着物の除去など、海水浴を安全に楽しめるかどうかが確認して行われます。

各ビーチでは、コンサートや花火大会などのイベントを開催して、マリンレジャー・シーズンの幕開けを、大いに盛り上げるのが例年の海開きですが、今年は、新型コロナウイルスの影響で海開きをするかしないか、地域によって対応が分かれています。

関東のマリンレジャー基地の代表格である湘南の25か所の海水浴場は、すべて海水浴場の開設を中止すると発表しています。千葉県の海水浴場もほぼ開設中止の方向ですが、一部には、開設する動きもみられます。

ところで、海開きといえば、気温が高くなる6月から7月がほとんどですが、3月下旬から4月初旬に海開きをするのが沖縄です。この時期の沖縄の気温が20度前後ですが、日本の南に位置する沖縄だけに、本州よりは一足早く、マリンレジャーを楽しむことができます。

海水浴場開設中止で浮上する新たな問題

ところで、新型コロナウイルスの感染防止のため、海水浴場の開設を中止するビーチが増えていますが、そこで懸念されているのが、ビーチが無法地帯化してしまうのではないかということです。

海水浴場が閉鎖されていても、海に遊びに来る人はいるでしょう。でも、監視員もいなければライフセーバーもいません。

監視の目があっても、大音量での音楽や花火、禁止されている場所でのバーベキュー、そしてゴミの問題が、例年持ち上がっています。それが、どうなるのか、ビーチ周辺の住民や自治体は、頭を悩ませる夏となりそうです。

夏になれば、誰もが海や山でのレジャーを楽しみたいという気になるでしょう。しかし、朝方近くまで大音量の音楽をかけての大騒ぎ、住民の安眠を妨げる花火、過度な飲酒による体調の悪化や喧嘩などが、毎年のように新聞やテレビで報じられます。

要は、マナーの問題ですが、新型コロナウイルスとの共存を求められる今年だからこそ、海や山でのレジャーの楽しみ方を、社会人として見つめ直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

海や山で、安全に楽しむためには、ルールとマナーが必要ですし、それを支えてくれる人がいることを、この機会にもう一度かみしめておきましょう。それが社会人として、そしてビジネスパーソンとして大切なことではないでしょうか。

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