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法律事務所は、新卒採用や未経験者の中途採用をあまり積極的に行っていないイメージをもたれます。
しかし、実際のところ、大手法律事務所を筆頭に、未経験者の採用も積極的に行っています。
もちろん、経験者の方が優遇されるのは他の職種と同様ですが、未経験でも正社員として働ける可能性は十分あります。
この記事では、法律事務所で未経験者が正社員として働くために必要なことを、複数の視点からご紹介します。
法律事務所に未経験・異業種の求職者が転職を希望する場合、「未経験者可」という条件を出している事務所であれば、転職できる可能性はあります。
ただし、第二新卒か中途採用かで、若干転職に関する考え方を変える必要があります。
現代の日本では、第二新卒に対するマイナスイメージは薄くなってきており、むしろ社会人経験のある若手として好感が持たれるケースもあります。
また、学歴は原則として大卒が基本ですが、中退者も幅広く受け入れている事務所もあり、学歴が壁になるかどうかは事務所次第です。
これに対して、ある程度社会人経験を積んだ未経験者が中途採用を目指す場合は、何をどうアピールするかが重要になってきます。
法律事務所によって求める人材が異なりますから、自分がその求人にマッチしているかを検討する必要があります。
例えば、一見法律事務所には関係ない営業のスキルが、接客を重視している経営方針にマッチングする可能性もあります。
事務所のWebサイトを強化したいと考えているようであれば、Web業界で働いていた経験が活きてくるかもしれません。
中途採用を考える際には、一口に実務経験だけで考えず、求人情報から募集する側のニーズを紐解く努力をすることが大切です。
実務能力を判断する材料がない未経験者を評価するにあたり、面接官は最低でも以下のポイントを重視します。
採用後に求められる適性にも関係してきますから、自分が該当するかどうか、応募前に確認しましょう。
法律事務所では、人生を賭けて裁判に挑むクライアントの重大情報が多々扱われています。
裁判所への提出書類・契約書など、一言一句が重大な意味を持つ書類ばかりです。
こういった書類の取り扱いにつき、誤字脱字がなく順序立てて処理できる人材が、法律事務所では求められています。
異業種であれば、一般企業の法務職・経理職など、ルーティーンがある程度存在しており、絶対に間違いが許されない世界で仕事をしている人が向いています。
法律事務所で仕事をするなら、弁護士が最大限の力を発揮できるよう、サポート能力を高めなければなりません。
必要な資料を事前に準備しておいたり、来所したクライアントに丁寧な対応をしたりと、当事者がスムーズに話を進められる配慮が求められます。
訓練によってある程度はできるかもしれませんが、根底に人を思いやれるホスピタリティがなければ、心のこもった対応は難しいでしょう。
人のことを考え、人が喜ぶことをするのが好きな人は向いているといえるでしょう。
多くの裁判を抱える法律事務所は、機密情報が多数存在しているため、弁護士・スタッフ全員が守秘義務を守るよう義務付けられています。
特に、クライアントの個人情報漏洩は、絶対に避けなければなりません。
面接でも、端的に要点をまとめて回答できる人材は、不適切な発言・対応をして状況を悪化させるおそれがないものと判断されます。
おしゃべりな人が悪いわけではありませんが、口の堅い人と評価された方が、採用に至る確率は高くなるはずです。
記事提供元
管理部門・士業のための求人サイトMS Jobs
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