詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

公認会計士の浪人はいつまで続けるべきか?

公開日2020/09/22 更新日2020/09/23

公認会計士浪人をしている人は、「いつまで続けられるか」と不安に思うことも多いでしょう。

20代でも、大学卒業後数年の第二新卒の時期をすぎると、就職は厳しくなっていくことが考えられます。

この記事では、公認会計士の浪人はいつまで続けるべきなのか、および浪人をやめて就職するにはどのようにしたらよいかを見ていきましょう。

公認会計士試験の勉強期間は平均2.3年

公認会計士試験の合格者に対し、金融庁が2009年に行ったアンケート調査によれば、短答式試験の合格までに要した勉強期間は、平均で2.3年です。

出典:金融庁『第3回公認会計士制度に関する懇談会 議事次第』

また、短答試験の合格から論文式試験の合格までに要した勉強時間は、平均で0.9年です。

出典:金融庁『合格者アンケート調査結果』

したがって、公認会計士試験の勉強を始めてから、短答式試験の合格を経て論文式試験に合格するまで、平均して約3年以上はかかるといえるでしょう。

公認会計士 浪人はいつまで続けるべきか?

公認会計士試験の浪人は、いつまで続けるべきでしょうか?
浪人をやめる決断をすることは簡単ではありません。
上の金融庁による調査アンケートのグラフを見ても、5年以上の勉強期間を経て合格した人も一定数いることが分かります。
公認会計士試験の浪人を続けるかどうかを決めるためには、経済的な問題と年齢を考える必要があるでしょう。

公認会計士試験の浪人を続ける場合、企業や監査法人などに勤務しながら勉強する人は別として、収入をどのように得るかが問題となってきます。
また、勉強のために専門学校などへ通学すれば、そのための学費がかかります。
経済的に、浪人がいつまで続けられるかを、まず考えなくてはならないでしょう。

また、年齢の問題も重要です。
年齢は、就職の可能性を大きく左右することになるからです。
もし、公認会計士試験に20代のうちに合格できれば、売り手市場が続いている監査法人の定期採用で、監査法人に入所できる可能性は高いです。
しかし、仮に試験を諦め、一般企業へ就職をするとした場合には、第二新卒枠(大学卒業後3年程度)または通常の中途採用枠にて就職活動をしなければなりません。
一般的には歳を重ねるごとに経験が伴わない場合、就職が厳しくなるため、理由を説明できる様、準備しておきましょう。

公認会計士浪人を撤退するタイミングは、経済的な問題と年齢を考え、できるだけ早い段階で決めておくのが良いでしょう。


記事提供元

管理部門の転職ならMS-Japan
転職するなら管理部門・士業特化型エージェントのMS-Japan。経理・財務、人事・総務、法務、会計事務所・監査法人、税理士、公認会計士、弁護士の大手・IPO準備企業の優良な転職・求人情報を多数掲載。転職のノウハウやMS-Japan限定の非公開求人も。東京・横浜・名古屋・大阪で転職相談会を実施中。

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報