公開日 /-create_datetime-/
内閣府の発表では、「日本経済は2012年末から緩やかな回復基調にあり、企業収益が過去最高水準・・・」となっている。俗な言い方をすれば「景気はいい」ということだが、それを実感している人はどれだけいるのか。景気の善し悪しを実感するのは賃金だが、内閣府の研究員の調査には、40~49歳のミドル層では減少しているというレポートもある。
そのレポートは「今週の指標No.1203/40代の平均賃金の動向について」で、2010~12年平均と2015~17年平均を比較すると、全年齢平均では31.0万円から31.9万円と増加しているが、40~44歳、45~49歳の年齢層では5年前に比べて減少しているというのだ。
なかでも、常用労働者数100~999人、さらに1,000人以上の大企業ほど、減少幅が大きくなっているという。さらに部長級、課長級のポストに空きがなく、5年前に比べて昇進が遅くなっていることも明らかになった。
人手不足感が強まっているが、40代~50代前半の世代はダブついている状態だ。40代後半から50代前半は、いわゆるバブル期に入社した世代で、企業が社員を大量採用した時代である。また、40代前半から半ばは団塊ジュニア世代である。
レポートでは「一部の年齢層に労働者が偏在することにより生じる役職比率の低下が、40代の平均賃金を下押しする一因になっていると推察」としているが、管理部門にこれから求められるのは、年齢層のバランスを考えた人事配置や、年齢に応じた賃金の見直しなどだ。
まさに受難の時を迎えているバブル期入社世代、団塊ジュニア世代だが、本来なら企業活動の要となる世代、彼らをどう活用していくかが問われている。
eNPSの大幅向上を実現。メンタルヘルス対策の道のり-Smart相談室導入事例-
OFFICE DE YASAI 導入事例
資金繰り・キャッシュフロー改善にも貢献 BtoB後払い決済・請求代行が生み出すメリット
よくある残念な英語研修VS成果を出した英語研修の短期計画
失敗しない請求書受領システム選び方ガイド【2024年1月最新版】
人事業務もエクセルで効率化できる!業務で良く使う関数をご紹介!
【経営者・中間管理職に聞く現代のマネジメント】経営者・中間管理職ともに、この10年で「マネジメント業務の変化」を実感 経営者が中間管理職に求める役割、第1位は?
副業制度がある会社は約3割で前回調査より増加傾向。一方、副業人材を活用している企業は1割未満
25卒生の“企業選びの軸”は? 4割超が「DXの取り組み」を重視、“テレワークの採用”がポイントか
【管理部門・士業の実態調査】2024年度の給与アップと人事評価の実態とは?
社員の生産性を高める「ワーク・エンゲージメント」とは?~メンタルヘルス不調や定着率・離職率との関連について~
<人的資本開示 初級編 > 企業が知っておくべき人的資本と捉え方
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~30時間かかっていた入金消込がほんの数十秒に! 伊藤忠エネクス株式会社~
BPO安定運用のための伴走型支援と導入事例
50名未満の中小企業でも実現できる!従業員にも会社にもうれしい!福利厚生の新しいカタチ
社内不正被害、人材の流動性が高い4月から6月は要注意 被害の6割近くは「情報持ち出し」
学生の就職観は「楽しく働きたい」「ノルマがきついのは嫌!」~企業が採用活動をするときのポイント~
【2024年度の賃金動向】企業の約6割が“賃上げ見込み”過去最高記録を更新へ。半数超が「ベースアップ」を実施予定
ホールディング経営とは? グループ経営との違いについて解説
社会保険の適用拡大、担当者向けの手引きなどコンテンツを公開 厚労省が特設サイトをリニューアル
公開日 /-create_datetime-/