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日本産業カウンセラー協会相談室 新型コロナの影響で職場・キャリアに関する悩みが過半数越え

公開日2020/12/07 更新日2020/12/08


一般社団法人日本産業カウンセラー協会が、今年で14回目となる「働く人の電話相談室」(9月10から3日間)を全国19か所で開設したが、寄せられた相談内容から、新型コロナウイルスが、仕事と心へ大きな影響を及ぼしていることが明らかになった。

相談内容で多かったものが、新型コロナウイルスによる「職場の悩み・36.6%」「キャリアに関する悩み・24.4%」で、経営環境や雇用関係などの変化によって、職場の人間関係や就業に関する悩みが過半数を占める結果となった。

また、寄せられた相談には、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに「閉じこもりがちになった」、「仕事が見つからない、減った」といった声も多く、雇用不安や解雇など働く人の環境変化が大きく影響していることもわかった。

相談者の年代別では、50代、60代の相談者の伸びが著しく、経営環境の悪化が雇用不安や定年再雇用などに影響しているようだ。また、雇用関係が不安定な非正規社員の相談割合が倍近くに増えていることも、見逃せない実情だ。

男女別では、女性が60.9%で男性が39.1%と、不安や悩みを抱えているのは、女性が6割を占める結果となっている。

一方、22.0%が「新型コロナウイルスの影響を受けた」という回答に対して、テレワークについての影響は2%弱にとどまっている。

さて、コロナ禍で膨らんだ不安や悩みに、どのように対処しているのだろうか。相談相手は、昨年と比較すると、同僚や家族から、友人や知人、上司などの割合が増えている。いずれにしても、身近な存在が心の支えになっているようだ。

企業としては、社員のメンタルヘルス面を支える態勢を整える重要性が、ますます高まっているといえそうだ。

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