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注目の“ワーケーション” 希望者はどのくらい? 読者アンケートを発表!

公開日2020/12/15 更新日2020/12/16


2020年は全世界的に“働き方”が大きく変わった年となった。新型コロナウイルス感染対策としてテレワークが推奨され、会社以外の場所で働くことがニューノーマルに。そして、その一環で注目されているのが「ワーケーション」だ。

ワーケーションは、“ワーク(仕事)”と“バケーション(休暇)”を合わせた言葉。リゾート地などでテレワークで働くことで、働きながら休暇をとる新しい過ごし方として話題となっている。まだ少数ではあるが取り入れる企業が増えつつあり、環境省も補助金を出すなど、社会で認識されてきている。

そこで、「マネジー」では読者を対象に、ワーケーションに関するアンケート調査を行った。本記事ではその結果をご紹介しよう。

※調査概要
「マネジー」ワーケーションに関する読者アンケート
調査期間:2020年9月18日~9月24日
有効回答数:689人
調査方法:インターネットによる任意回答
※四捨五入の関係で、回答の合計が100%にならない場合があります。

ワーケーションを理解している人は3割のみ!


問1の質問は「ワーケーションという言葉を聞いたことがありますか?」。“テレワーク”“リモートワーク”に比べると一般的には認知度が低いようだが、「マネジー」の読者にはどの程度知られているだろうか。

・どのようなものか知っている…33.8%

・名前を聞いたことはあるが、詳しく分からない…40.6%

・名前を聞いたことがない…25.5%

結果は、“詳しく分からない、名前を聞いたことがない”人が計66.1%と、3人に2人はほぼ知らないことが判明した。

ワーケーション実施は0.5割! ハードルが高い“自由な働き方”


問2は、「社内や知り合いにワーケーションを実施している人がいますか?」と尋ねてみた。結果は以下のとおり。

・いる…5.1%

・いない…94.9%

ワーケーションは、Wi-Fiやパソコンなどのインターネット関連および滞在先など仕事環境が整っていないと実現できない。また、社内制度もテレワーク以上の課題を解決する必要がある。そのため、実施している企業はまだごく一部というのが現実のようだ。

ワーケーションを希望する人は3割未満



問3では、ワーケーションの働き方を希望するかを尋ねた。リゾート地でのテレワーク…、理想的な働き方のようにも思えるが、ビジネスパーソンはどう考えているのだろうか?

・希望する…28.2%

・希望しない…71.8%

結果は意外にも(?)、7割以上の人が「希望しない」と回答した。それぞれの思いを具体的にコメントしてもらったので、一部ご紹介しよう。

●「希望する」派

・生産性の向上が期待でき、ワークライフバランスにも寄与するから。

・新たな働き方で、新たな考え方や視点を養いたい。

・休暇取得の促進にも繋がるし、環境を変えることで発想が豊かになったり離れている場所が帰属意識を高めるきっかけにもなると思うから。

●「希望しない」派

・頭や気持ちの切り替えがうまく出来ず、仕事の効率が確実に落ちると思う。

・公私の区別がつきにくく、セキュリティーも心配になる。PCの持ち運びや盗難などの対策で、休暇時間を楽しめないから。

・オフィス内でなければ業務が完結できないことが多いから。

・子供がいる家庭には不向きだから。

興味深いのは、希望する派はワーケーションで「仕事の効率が上がる」と答え、希望しない派は「仕事の効率が下がる」と答えている人が一定数いること。人によって、ワーケーションによる仕事の効率化への考え方が全く異なるのがわかった。

「ワーケーションは定着しない」と思う人が8割近くも



最後の問4は「ワーケーションの働き方は定着すると思いますか?」。問3の結果からも予想できる内容となった。

・定着する…21.2%

・定着しない…78.8%

こちらも、読者から寄せられたコメントをご紹介しよう。

●「定着する」派

・リモートワークの発展型として一部の企業に受け入れられると思う。

・多様性をもった働き方が奨励されるようになると思うので。

・望む人や業態によっては生産性が上がる可能性があるから。

●「定着しない」派

・職種により不向きであり、制度として認めると社内で不公平感が生まれるため。

・休みと仕事を分けないのは労務管理が大変だから。

・日本では馴染まない考え方だと思うから。

・安全性や社外秘情報の取り扱いがむずかしい。


以上4問が、ワーケーションに関するアンケート調査とその結果だ。

コロナ禍で多くの人がテレワークを経験したが、会社以外で働くことに不便さなどを感じた人もいるだろう。テレワークよりさらに自由度が高く個々の管理能力が問われるワーケーションは、今の日本人にとってはまだハードルが高いのかもしれない。

一方で、ワーケーションは働き方の選択肢の新たなひとつとして、望む人は選べるのが理想的ではないだろうか。

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