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冬のボーナスは貰った? コロナ禍で支給額ダウンは何割? 読者調査を発表!

公開日2020/12/17 更新日2020/12/18

みずほ総合研究所が11月16日に発表した「2020年冬季ボーナス予測」によると、民間・公務員合わせたボーナス支給総額は前年比9.3%減。民間企業に限れば前年比7.5%減で、1人当たりの支給額は36万189円に。これは、リーマンショック後以来の大幅マイナスとなっている。

さまざまな報道で社会全体の不景気が繰り返し伝えられているが、「マネジー」読者の冬ボーナス事情はどうだろうか。このたび、インターネットでアンケートを行ったので、本記事でその結果をご紹介しよう。

【調査概要】
「マネジー」冬のボーナスに関する読者アンケート
調査期間:2020年12月7~14日
有効回答数:583人
調査方法:インターネットによる任意回答
※四捨五入の関係で、回答の合計が100%にならない場合があります。

コロナ禍の影響あり! 冬ボーナスを貰えた人は6割弱

問1では「2020年の冬のボーナスは支給されますか?」と尋ねた。多くの企業が新型コロナウイルス感染症拡大による業績への悪影響を受けているようだが、ボーナスの支給はどうだろうか?

・支給された/支給される予定…59.9%

・支給されない/支給されない予定…40.1%

上記のとおり、マネジー読者の6割近くがボーナスを支給されることが判明した。

厚生労働省の2019年「毎月勤労統計調査」では、夏・冬共にボーナス支給なしの企業は約3割だった。今回の読者アンケートの結果は、昨年度の一般的なボーナス支給率より低い水準となった。

問2は、問1で「支給される」と答えた人を対象に、ボーナスの支給日を尋ねた。

・11月30日…1.7%

・12月5日…15.6%

・12月10日…39.8%

・12月15日…13.8%

・12月25日…12.7%

・その他…16.4%

結果は、国家公務員のボーナス支給日である12月10日と同じ企業が最も多かった。

ボーナス支給額が昨冬より減少したのは4割弱>

問3は、同じく問1で「支給される」と答えた人を対象に「今年の支給額は、昨年の冬のボーナスと比較していかがですか?」と質問した。結果は以下のとおりだ。

・昨年よりも増加した…13.5%

・昨年と同等…47.3%

・昨年よりも減少した…39.2%

「昨年と同等」が最も多く、次いで「昨年よりも減少した」となった。
減少した人が4割近くもいることが、社会全体の不況ぶりを物語っているだろう。

さらに問4でも、問1で「支給される」と答えた人を対象に「今年の支給額に対する納得感はいかがですか?」と聞いた。問3で厳しい結果が出ているが、人々はどう受け止めているのだろうか。

・納得している…23.7%

・多少納得している…22.0%

・どちらでもない…23.4%

・あまり納得していない…19.9%

・全く納得していない…11.0%

最多回答は「納得している」で、「多少納得している」と合わせると、なんと45.7%の人が“納得”していることが判明した。以下、コメントによる自由回答をいくつかご紹介しよう。

●納得している派

「業績連動の結果であるから」

「コロナウイルスの影響で収益悪化したので、貰えるだけありがたい」

●多少納得している派

「コロナの経済的影響は凄まじい。我慢せざるを得ない」

「ある程度貰えているから」

「会社利益の連動性だから」

●どちらでもない派

「業績から考えれば本来は支給されないから」

「評価基準が変わっているので前年と比較できない」

●あまり納得していない派

「全社員の支給額トータルが下がるのは分かるが、その配分は通常通りの不満足な査定だから」

「減額の理由をきちんと説明してもらっていないから」

「自身の業務が評価されて支給されたものではなく、一律であり、毎年金額も変わらないため」

●全く納得していない派

「個人の成果があまりに反影されていない」

「会社の業績は横ばいなのにボーナスが減るから」

多少なりとも納得している人やどちらでもないという人は、「コロナ禍で、ある程度は仕方ない」と割り切って考えている傾向があるようだ。

一方、納得していない人々は、会社の対応(査定・説明不足など)について不満に感じている。

転職時にボーナス支給を重視するのは約7割

問5では「転職先を選ぶ際、ボーナスが支給されることを重視しますか?」と聞いた。ボーナスの有無は年収に大きく関わってくるが、どの程度重視されているのだろうか。



・非常に重視する…26.2%

・多少重視する…43.7%

・あまり重視しない…17.3%

・全く重視しない…12.7%

結果は、「非常に重視する」と「多少重視する」で合わせて69.9%と、約7割の人がボーナスの有無を転職時に気にしていることがわかった。

最後に、ボーナスについて読者それぞれの思いをコメントしてもらったので、ご紹介しよう。

「貰えれば嬉しいが、日々の仕事を生き生きと行えるほうが大事」

「ボーナスも加味しての年収だと、不景気だと年収が下がってしまう。年俸制がよい」

「ボーナスの有無ではなく、年収が重要だ」

「個人業績と会社業績が納得できる形で説明されることが重要」

「ボーナス依存型企業が日本には多いが、変えていく必要がある」

「ボーナスは、従業員のモチベーションアップに必要だ」

以上、2020年冬のボーナスに関するアンケート結果をご紹介した。

コロナ禍によって多くの人々は、ボーナスのありがたさや存在意義、適切な支給方法などを改めて考えたようだ。今冬にボーナスを貰った人は、やはり恵まれていると言えるのではないだろうか。

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