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コロナ禍で迎えるお正月の年賀状事情

公開日2020/12/29 更新日2020/12/30


2003年の44億5,936万枚をピークに、年々減少傾向にある年賀状ですが、2021年はコロナ禍で迎える初めてのお正月です。
移動を伴う帰省がしづらい状況の中、みなさんは2021年の年賀状はどうしますか?

コロナ禍で見直される年賀状

虚礼廃止の流れやメールの普及などで、年賀状を送るという風習は廃れつつありましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年は年賀状が見直されているようです。年末年始の帰省を取り止める代わりに、年賀状で近況報告しようという人が増加しているということでしょう。

さて、1年間お世話になったことへの感謝の気持ちを新年の挨拶を込めて、昔から大切な人と交わされてきたのが年賀状ですが、デジタル化が著しい令和のビジネスパーソンは、どのように扱うのでしょうか。

マネジーでは年賀状についてのアンケート調査を実施していますので、コロナ禍での年賀状事情をみていきましょう。

ビジネス年賀状はコロナ禍でも減少傾向か?

両親や兄弟、友人への年賀状は、増加傾向にあるようですが、ビジネス関係に絞ると、やはり年賀状は送らない方が多くなっています。

また、年賀状や新年挨拶のメールを送る風習についても、「なくても良い」が73.6%で、7割を超える結果となりました。マネジーのアンケート調査結果は、以下の通りです。

〇取引先や顧客等に年賀状もしくは新年挨拶のメールを送りますか?

送る    35.5%

送らない  64.5%

〇「送る」と答えた方にお聞きします。どうやって年賀状を送りますか?

年賀はがき 83.3%

メール   16.7%

送らない  0.5%

〇「送る」と答えた方にさらにお聞きします。送る数はどれくらいですか?

10通未満    22.7%

10~30通未満  20.2%

30~50通未満  16.7%

50~100通未満  17.7%

100通以上    22.7%

送らない     0.5%

〇年賀はがきを送る方にお聞きします。年賀状に手書き箇所はありますか?

すべて手書きする         6.3%

メッセージのみ手書き       42.8%

すべて印刷する          51.0%

メールで送信or年賀状は送らない 61.6%

その他              2.3%

〇年賀状または新年挨拶のメールを送る風習はあったほうが良いと思いますか?

あったほうが良い 26.4%

なくても良い   73.6%

儀礼を無駄と考えるか、伝統や形式を重んじるか

ところで、そもそも「年賀状は必要なのかどうか」ですが、令和のビジネスパーソンはどう思っているのかを、自由記述に寄せられた中から見ていきましょう。

まず、「年賀状が必要」という声です。「1年に1度くらいはあってもよい」「日本の風習だから」「営業上の挨拶は必要」「年賀状でしかやりとりのない相手がいるから」「形式だけの年賀状は意味がないが、メッセージを見てほっこりする年賀状はあったほうがいい」などです。

では、「必要がない」の声ですが、「手間暇がかかるから」「会社の方針で送っているが、個人的には不要」「儀礼化されていて、心が無い」「時代にそぐわない」「新年になって、初めて会ったとき、連絡をとるときに挨拶すればいい」などが主な声です。

また、「会社に届く殺風景な年賀状を楽しみにしている人がどのくらいいて、どんなメリットがあるのか不明」という、極端な声もありました。

必要がないと思う人は、儀礼を無駄と考え、効率を優先する合理的な考え方のようです。一方、必要と思う人は、伝統や形式を重んじる傾向があるのかもしれません。

まとめ

現存する日本最古の年賀状が、平安時代の学者・藤原明衡の手紙文例集「庭訓往来」にある「春始御悦向貴方先祝申候訖」(春の始めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候)とされています。正月の文例ですが、年始回りの習慣もこの頃から始まったとされています。

江戸時代に入ると、年始回りを書状で済ませるようになり、年始回りを簡略化したのが年賀状のルーツとされているようです。

さて、この記事をご覧の皆さんは2021年の年賀状、出しますか、それとも出しませんか?

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