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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ニューノーマル時代の働き方として定着してきたテレワーク。コロナ禍収束後もテレワークを支持する人が多い一方で、自宅でのテレワークは「集中できない」「気が散る」といった声も多くあります。
そこで今回は、テレワーク中に集中できない原因や解決策についてお伝えしていきます。
目次【本記事の内容】
株式会社ビズヒッツが行った意識調査によると、テレワークをしている人の84.3%が何らかの悩みを抱えているそうです。さらに、その内容を見ると第1位は「家族がいて集中できない」、第3位は「集中力が続かない」となり、多くの人がオフィスワークに比べテレワークは集中できない、という悩みを抱えているのです。
この悩みの原因は、環境などの違いによって仕事とプライベートの切り替えがしにくく、だらだらとしてしまうことにあります。
たとえば、オフィスはデスクや機器、通信環境などが整っていて、仕事に関係のないモノや人は限られています。また、出勤することで「仕事モード」がオンなりやすく、お昼休憩などのタイムスケジュールが決まっているため時間のメリハリがつけやすいです。
それに比べて、テレワーク中の多くの人が仕事をする場所としている自宅は、通勤もなくて気楽な反面、気持ちの切り替えが難しく仕事モードになりにくいです。また、自宅はあくまでも生活の場としての空間づくりがされているので、物理的にも仕事とプライベートを分けることが難しく、仕事以外のことが目に入ったり聞こえてしまったりという機会も多くなります。これでは、集中が途切れやすいのも無理はありません。
テレワークでも仕事に集中するためのポイントは、オンとオフの切り替えを意識的に行うことや、集中を維持させやすい環境を整えることです。ここでは、具体的な解決策となるアイデアをご紹介します。
1.朝のルーティンを行う
「身だしなみを整える」「コーヒーを飲む」など、出勤中にしていたような朝のルーティンをテレワーク中でも行うようにしましょう。ルーティンが終わったら、「さあ仕事だ」と気持ちのスイッチを入れやすくなります。
2.個室か専用デスクを設ける
「ダイニングテーブルで仕事をしている」という方もいると思いますが、ダイニングは「誘惑」が多い場所です。テーブルの上の雑誌が気になったり、ついているTVの音に気を取られたりなど、どうしても気が散りやすいです。そこで、できれば仕事専用の個室か、少なくとも仕事専用のデスクを設けるようにしましょう。
デスクの上には仕事に関係のないものは置かないようにし、デスクにいる時は「仕事中」ということを家族にも意識してもらうようにします。
3.タイムスケジュールを作る
テレワーク中は、だらだらとしがちです。そこで、オフィスで働く時のように、ランチや休憩時間を大まかに決め、なるべくその通りにしましょう。こうすることで、時間の使い方にメリハリがつきやすく、集中しやすくなります。
休憩時間がきちんと決まっているので、「つい目についた家事をしてしまった」「気がついたら動画を観てしまった」などの「うっかりロスタイム」も減らすことができます。
4.自宅の電話は留守電に、宅配は宅配BOXへ
「かかってきた電話に出たら15分話し込んでしまった」「宅配を受け取って箱を開けたら結局20分サボってしまった」なんてこと、ありがちです。ちょっとしたことでも集中力は切れてしまうため、自宅の電話は留守電にする、宅配便などは宅配BOXを指定するなどして、仕事中はなるべく席を立たなくてもよい工夫をしましょう。
5.耳栓やヘッドホンなどで音を遮断する
家族の話し声や隣の部屋の音、近所の工事音や犬の鳴き声など、オフィスでは気にならなかった音は多いものです。そこで、耳栓やヘッドホンなどを利用して不要な外部音は遮断してしまいましょう。余計な音で気が散ることも減り、集中が持続しやすくなります。
6.家族でルールを話し合う
テレワーク中に、「ジュースが飲みたい」「お腹がすいた」「遊んでほしい」など、家族やペットからのさまざまな要求で仕事を中断させられた経験のある人の多いと思います。
そこで、「テレワーク中のルール」を家族で話し合いましょう。たとえば、「仕事中は自分のことは自分でやる」「仕事部屋にペットは入れない」「仕事が終わったら、毎日○分は親子で遊ぶ」などのルールを設けて、家族みんなで守るようにします。
大切なのは、家族の誰かが我慢するのではなく、協力しあって効率的に仕事をこなし、家族との時間も充実させる、という意識を持つことです。そうすれば、家族も協力しやすくなるでしょう。
テレワークだと集中できないというのは、多くの人が感じる悩みです。原因は、仕事のオンとオフを切り替えにくく、メリハリをつけにくいことにあります。作業スペースや機器などの環境を整える、仕事を始める前のルーティンやタイムスケジュールを決めるなどして、メリハリをつけやすくしましょう。また、家族と同居している場合には、家族の協力も不可欠です。話し合って協力してもらえるようにしましょう。
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