詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

人材育成の3つの手法

公開日2021/02/17 更新日2021/02/18

人材育成の手法は大きく3つに分けられます。

  • OJT(On the Job Training)
  • Off-JT(Off the Job Training)
  • SD(Self Development)

最初に申し上げておくと、万能な手法はありません・・・。

  • 対象者は誰か?
  • 育成のゴールをどこに設定するか?
  • どれだけ手間と費用をかけられるか?

などを勘案しつつ、3つの手法を組み合わせて育成計画を作成する必要があります。

これから3つの手法それぞれのメリット、デメリット、オススメな場面をご紹介します。

OJT

OJTとは、「On-the-Job Training」の略です。

新入社員や若手社員が、上司や先輩の指導を受けながら、実務を通して必要な知識やスキル、ビジネスマナーなどを習得することです。

習得のためのアプローチはアウトプットが中心となります。

◆OJTのメリット

  1. 通常の業務を行いながら、教育を進めることができる
  2. 業務に即した教育となるため、効率がよい
  3. 相手に合った教え方やスピードで必要な知識やスキルを習得することができる

◆OJTのデメリット

1.トレーナーの能力に依存する

スキルや経験が足りないトレーナーがOJTを担当してしまうと、OJT受講者に対する指導が行き届かず、必要なスキルや知識を習得できないことがあります。

2.トレーナーの負担が大きい

本来の業務+αの仕事となるため、OJTに力を入れすぎるとOJTトレーナーが担当する本来の仕事に支障が出て業務が滞ってしまったり、残業が増えてしまう状況が懸念されます。

3.体系的な指導が難しい

実際に業務を行いながら指導するため、得られるスキルや知識が特定分野に偏り、断片的になってしまうことがあります。

◆OJT指導のコツ

オススメなのは4段階職業指導法です。

例えば、営業部に配属された新入社員に商談のやり方をOJTで身につけてもらおうと考えた場合、こんな手順で進めます。

1.やってみせる

OJT受講者に商談に同行してもらい、まずはOJTトレーナーがお客様先で実演します。OJT受講者に手本を見せるということです。

2.説明する

お客様先で実演した商談を振り返り、それぞれの会話に込めた狙い「なぜ、このタイミングで、この話題を出したのか」などをOJTトレーナーが説明します。

3.やらせてみる

商談に同行し、今度はOJT受講者に商談をやってもらいます。

4.指導する

OJT受講者がお客様先で行った商談を振り返り、よかった点、改善点を確認しながら、OJTトレーナーがアドバイスを行います。

◆OJTがおススメな場面

自社独自のルールや仕組み、業務手順、顧客対応など、形式知にしづらかったり、習熟が必要なスキルの習得に適しています。

Off-JT

Off-JTとは、「Off-the-Job Training」の略です。

業務から完全に切り離して、職場とは異なる場を設けて行う機会を指します。

たとえば、外部から講師を招いた研修を開催して、講義形式の座学やグループ演習などを通して必要な知識やスキルを習得します。

習得のためのアプローチはインプットが中心となります。


記事提供元

社員教育の未来を変える「人材育成サポーター」
KIYOラーニングが運営。ITを使った最新の人材育成方法やビジネススキルを分かり易く解説し、社員教育・研修に役立つ情報が満載です。社員教育を応援するメディアです!


ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報