公開日 /-create_datetime-/
テレワークの増加で、若手社員のモチベーションをどのように上げていくべきか、悩んでいる中間管理職も多いだろうが、「上司との面談がモチベーションアップにつながるかどうか」を、タレントマネジメントサービスを提供する石堂株式会社が120社200名の20代若手社員にアンケート調査を実施した。
さて、その気になる結果だが、「上司との面談でモチベーションが上がる」という回答は38%と4割に届かず、「上がらない」が過半数に迫る46%だった。
テレワークなどで、顔を合わせる機会が激減しているため、1オン1の面談などで若手社員のモチベーション維持に苦心している中間管理職層にとっては報われない、残念な結果といえるだろう。
上司と定期的に面談をしているのは42%で、その中で上司との面談が必要という回答は42%で、不必要の34%を上回っている。面談の内容は仕事全般が72%、キャリアステップが64%である。
では、上司との面談が必要な理由は、「キャリアステップの相談をしたいから」「上司を尊敬しているから、色々な話をして学びたい」「定期的な面談があると、自分の業務に対しても適切なフィードバックがもらえそうだから」などだ。
一方、面談の必要なしの理由は、「尊敬できる上司がいない」「1オン1をしているけど、自分にとってメリットがあると感じたことが一度もない」「時間の無駄だから」「自分の経験で物差しを測られるから(経験談がうるさい)」などが挙げられている。
このアンケート調査から、石堂株式会社の石堂里佳CEOは、「企業は、若手の離職率やモチベーション低下に対し、コミュニケーションの頻度をあげればいいと、安直に考えているように感じる」としている。
石堂CEOによると、20代の本音は、「おじさんと話して何の為になるの? 時間の無駄、そもそも上司に魅力感じてないなど、企業が期待しているコミュニケーションを不要に感じている人が多い」ということのようだ。
若手社員の定着率アップは、人事担当者の重要な役割の一つである。この若手の“上司との面談”に対する意識をどのように受け止め、どのように対応していくのかが、これから問われることになりそうだ。
新規ユーザーも 乗り換えユーザーも「シンプルで使いやすい」と 口コミを寄せる、勤怠管理に特化したクラウドサービスとは?
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
5社比較表付き!電子帳簿保存システム選び方ガイド
電子署名の適法性 ~日本の裁判手続きにおける電子署名の有効性~
若手社員の早期離職を防止するためにできること
経産省と東証、初の「SX銘柄」15社を発表 企業のSXへの取り組みがわかるレポートも公開
高ストレス者への法的に正しい対応と産業医面談の注意点
2024年版中小企業白書・小規模企業白書が閣議決定されました など|5月6日~5月12日官公庁お知らせまとめ
人材採用は“キャリア採用シフト”の傾向。過熱する人材獲得競争を背景に「応募者の質」が最大の懸念点に
よりよい職場環境を整備するために、企業に求められるラインケアの取り組みとは?
社員と会社の両方が幸せになる生活サポートとは?
「人事部の実態と業務効率化」に関するサーベイ結果調査レポート【MURC&DCS共同制作】
英文契約書のリーガルチェックについて
新型コロナウィルス問題と見直しておきたい契約条項
eNPSの大幅向上を実現。メンタルヘルス対策の道のり-Smart相談室導入事例-
管理者が不在になるGW、御社の情報セキュリティは大丈夫? 休暇前後の対策をIPAが紹介
【学歴フィルター】就活・転職における“学歴”の必要性は? キャリアに「関係する」との回答は8割超、特に「書類選考」に影響か
2030年問題の内容と企業への影響、取るべき対策を詳しく解説
総務が知っておくべき、暑中見舞いのビジネス・マナー
【志望動機の例文あり】第二新卒×未経験でも人事になれる?ポイントを解説!
公開日 /-create_datetime-/