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テレワークが新しい働き方として定着しつつあるが、課題として持ち上がっているのが、オフィス勤務と同様の生産性を上げることができるかどうかだ。
その生産性を向上させる鍵は、“文章によるコミュニケーション”であることが、公益財団法人日本漢字能力検定協会が、テレワーク経験のある全国のオフィスワーカーを対象に実施した「テレワークに関する意識調査」によって明らかになった。
調査結果によると、テレワークで「生産性が高まったと思う」は46.8%、「思わない」は53.2%で、僅差とはいえ「思わない」が上回っている。
注目すべきは、テレワークで「生産性を下げると思う要素」の1位に「コミュニケーション力がない」(42.3%)、2位に「デジタルツールを使いこなすことができない」(34.3%)、3位が「セルフマネジメント力がない」(33.9%)が挙げられている点である。
テレワークでは、メールやチャットなど文章でのやりとりが主流となるが、「文章によるコミュニケーション力と生産性」については、「得意・やや得意」と「苦手・やや苦手」を比較すると、「得意・やや得意」とする55.8が「生産性が高くなった」と回答している。
「苦手・やや苦手」の方は33.6%で、20ポイントほどの差があることから、文章によるコミュニケーション力が生産性の向上、あるいは低下に影響している可能性がうかがえる。
アンケート回答者の91.4%が、日常業務全般で生産性向上のために「文章力を高めたい」としているが、社員の文章力向上のために何らかの研修を行っている企業は、半数以下の44.0%に留まっていることもわかった。
テレワークが当たり前になり、メールやチャットでのやりとりが増えるにつれ、文章によるコミュニケーション力を高めることが、これからのビジネスパーソンに求められるスキルとなりそうだ。
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