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社員の健康をサポートするメンタルヘルスの重要性が、ますます高くなっていますが、それに伴い、メンタルヘルスマネジメントにも注目が集まっています。
メンタルヘルスマネジメントとはどのようなものでしょうか。わかりやすく解説します。
職場で強いストレスを感じている人が、年々増加する傾向にあります。厚生労働省は2010年、「職場における心の健康づくり」の指針を公表しましたが、社員の心身の状態をサポートすることは、いまや企業経営には欠かせない要素となっています。
社員が十分に能力を発揮するためには、精神的な疲労やストレスを減らし、うつ病などの精神疾患の予防や早期治療で改善することが必要です。そこで社員のメンタルがマイナス方向に進まないよう、職場環境の改善やストレス緩和に取り組むなど、心の健康をサポートするのがメンタルヘルスマネジメントです。
心の健康を脅かすのが、なんといってもストレスです。ストレスによる心の病にかかるビジネスパーソンが多いことから、平成27年に労働者50名以上の事業所には、1年に1回のストレスチェックの実施(労働安全法)が義務化されました。
社員のストレス状態を把握するためには、社員にストレスに関する質問票に記入してもらい、それを集計・分析するストレスチェックが必要です。しかし、ストレスチェックは医師(産業医)、保健師、精神保健福祉士などの資格者が行わなければなりません。
そのため、有資格者を抱えているメンタルヘルスマネジメントサービスが注目を集めているのです。
メンタルヘルス市場は、大手からベンチャーまでまさに百花繚乱ですが、注目すべきサービスをピックアップしました。
Willysm(ウィリズム)
運営会社:サイオステクノロジー株式会社
今日の気持ち入力、スリーグッドシングス・サンクスカード、社員の気持ちを一覧表示等、ウィリズムは社員の日々の”気持ち”を蓄積し、可視化することにより、組織や社員のコミュニケーションをより活性化させるモチベーション・マネジメントシステムです。
運営会社:株式会社iCARE
国内導入数No.1。年間100回以上のシステムアップデートを無料で自動実施し最新システムを利用でき、法改正にも対応可。万全のセキュリティ体制で人事労務のペーパレス化を推進し、健康管理業務コストを76%削減します。
メンタルヘルスマネジメントサービスの内容はそれぞれ違いますので、自社に適したサービスを選ぶとよいでしょう。
ところで、メンタルヘルスマネジメントによって、企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
職場のメンタルヘルス対策になることや、部下に対して正しい知識でサポートすることが可能になること、あるいは仕事の質の向上が期待できることなどですが、メンタルヘルスマネジメントを担当する人事総務部門にとっては、メンタルヘルスの知識やスキルを活用することで、職場でのキャリアアップも期待できるようになります。
一方、メンタルヘルスマネジメント導入にはデメリットもあります。それは、社員のメンタルの変化はっきりと目に見えるものではないため、導入による効果を実感しにくいことです。
とはいえ、ストレスや心の不安などがない労働環境は、社員の仕事に対するやりがいや達成感を高め、生産性や業務の質の向上につながるはず。社員のメンタルヘルスケアは、経営陣が先頭になって取り組むことが大切ではないでしょうか。
ビジネスパーソンのストレス傾向の調査では、心身の疲労を感じる人は7割以上ということです。その原因は、人間関係の悩み、仕事へのプレッシャー、給料が少ないなどで、女性ではパワハラ上司への悩みが最も多いストレスの原因でした。
メンタルヘルスマネジメントサービスを導入する前に、職場からハラスメント意識を撲滅することが先決かもしれません。
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