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ビジネスパーソンにとって、心身共に健康であることは最優先すべき課題だ。特に今は、コロナ禍で働き方が変わったりストレスがたまりやすかったりするため、自ら健康を意識して日々を過ごす必要がある。
大和証券グループ本社が100%出資している株式会社大和ネクスト銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏目 景輔氏)は、ビジネスパーソンの心身の健康に関する意識と実態を探るため、2021年3月初旬に、働く男女を対象にしたインターネット調査を実施した。「マネジー」では、本調査の結果を3回に分けて取り上げる。
第2回目の今回は「ビジネスパーソンの健康づくりのための取り組みとお金」について。
前回の記事はこちら≫
“こころの健康”自信がないのは中高年男性と若手女性! 銀行が有職者の健康に関する大調査を発表【第1回】
<調査概要>
調査内容:ビジネスパーソンの健康づくりに関する調査
調査期間:2021年3月5日~3月8日
調査対象:全国の20歳~59歳の有職男女
回答者数:1,000名(有効回答から男女の比率が均等になるように抽出)
調査方法:インターネットによる調査
<結果概要>
■健康づくりのためにしていること 1位は「タバコを吸わない」
■効果を実感できる健康づくりの取り組み 1位は「睡眠時間をしっかり確保する」
■健康づくりのための1か月間の平均使用金額3,673円、ストレス解消のためは6,443円
■“健康的イケメン&美人”は武井壮さんと綾瀬はるかさん
まずは、全回答者(1,000名)に、健康づくりのためにしていること(取り組み)を質問。トップ3は、1位「タバコを吸わない」(39.4%)、2位「外出後は手洗い・うがいをする」(36.3%)、3位「睡眠時間をしっかり確保する」(36.2%)となった。
昨年(2020年)の調査結果と比較すると、順位が上がったのは「タバコを吸わない」(2020年2位→2021年1位 ※年の順番は以下同)、「外出後は手洗い・うがいをする」(5位→2位)など。
一方、順位が下がったのは、「睡眠時間をしっかり確保する」(1位→3位)、「三食必ず摂る」(6位→8位)、「生活のリズムを整える」(8位→9位)、「なるべく歩いたり階段を使うようにしている」(3位→6位)など。
コロナ禍による外出自粛やテレワークの実施で、睡眠や食事などの生活リズムが乱れ、運動量が減っている傾向があるようだ
では、健康づくりの取り組みにどのくらい効果を実感しているだろうか。
各取り組みの効果実感率(各取り組みの実践者が、効果がある取り組みとして選んだ割合)をみると、1位は「睡眠時間をしっかり確保する」(68.8%)だった。以下、2位「運動・スポーツをする」(68.2%)、3位「外出後は手洗い・うがいをする」(60.3%)、4位「なるべく歩いたり階段を使うようにしている」(58.8%)など。
これらは意識すれば日常生活で簡単にできるものばかりなので、できていない人はぜひ取り組んでみよう。
続いては“からだとこころの健康に関するお金”を調査。
全回答者(1,000名)に、健康づくりのために1か月間で使っている金額を尋ねたところ、「0円」が41.3%いた。
お金を使っている人々は、「1,000円~3,000円未満」(16.5%)が最も多く、次いで「1,000円未満」(14.5%)、「5,000円~10,000円未満」(10.8%)と続き、平均金額は3,673円だった。
平均金額を男女別でみると、男性が3,544円、女性が3,801円と、女性のほうがやや高い結果に。
年代別では、20代(3,900円)と50代(3,916円)が高かった。
また、ストレス解消のために1か月間で使っている金額は、最多が「0円」で32.8%、「1,000円~3,000円未満」は13.3%、「3,000~5,000円未満」は14.2%、「5,000円~10,000円未満」が14.4%で、平均金額は6,443円となった。
男女別の平均金額は、男性が6,328円、女性が6,558円で、こちらも女性の方がやや高かった。年代別では、40代(7,186円)が最もお金を使っていた。
全体でみると、ビジネスパーソンはからだの健康よりこころの健康(ストレス解消)にお金をかける傾向があり、特に女性は心身の健康に投資しているというのは、なかなかおもしろい結果だろう。
ビジネスパーソンが思い描く“健康的な人”はどんなイメージだろうか。全回答者(1,000名)に、健康的だと思う芸能人を男女別で聞いてみた。
“健康的イケメン”のトップ3は、1位「武井壮さん」(37名)、2位「竹内涼真さん」(35名)、3位「佐藤健さん」(30名)。
一方、“健康的美人”は、1位がダントツで「綾瀬はるかさん」(102名)。2位「北川景子さん」(28名)、3位「菜々緒さん」(26名)だった。
陸上十種競技の元日本チャンピオンの武井壮さんと、気さくで爽やかな雰囲気が人気の綾瀬はるかさんがそれぞれ首位となったのは、誰もが納得できる結果ではないだろうか。
以上が「ビジネスパーソンの健康づくりのための取り組みとお金」についての調査結果だ。
次回(第3回目)は「ビジネスパーソンのテレワーク期間中の不調と健康づくり」について取り上げる。
なお、本調査の詳細結果は、大和ネクスト銀行の公式サイト(/news/detail/4126/?url=https%3A%2F%2Fwww.bank-daiwa.co.jp%2Fcolumn%2Farticles%2F2021%2Fhealth_promotion_report_2021.html)で確認できるので、総務や人事担当者はチェックしてみよう!
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