公開日 /-create_datetime-/
5月といえば、“五月晴れ”という言葉があるように、爽やかな季節となるが、ビジネスパーソンにとっては、 “五月病”に襲われる季節でもある。仕事への意欲が減退し、退職を選ぶことも決して少なくないのが、季節的には爽やかな5月だ。
さて、日本労働調査組合が全国の20歳以上の会社員の男女に実施した「仕事の退職動機に関するアンケート」によると、会社員の35.8%が退職もしくは転職を考えていることが判明した。
総務省統計局による労働力調査(2021年1月分)によれば、「役員を除く雇用者」の実数は5,610万人だが、それをアンケート結果に当てはめると、退職・転職を考えているのは2,008万人にもなる。
退職・転職を考える理由の1位は、「職場の人間関係」「評価・待遇に不満」が同率の38.6%で、3位は「仕事の進め方が非合理」が26.5%、4位は「他にやりたいことがある」が24.3%となっている。
ちなみに、仕事を辞めたくなった具体的なエピソードを見ていくと、「職場の人間関係」では、「上司は効率よくひとつずつ仕事をやれというだけで助けてくれない」「チャットツールを導入したら仕事の依頼が頻繁に来て精神的苦痛を感じるようになった」「ミスコミュニケーションによる対処に想定外の時間を要し休日・夜間対応が必要になった」「自分の担当業務が終わっても時間外にヘルプをやらされる」などである。
「評価・待遇に不満」では、「10年勤めているのに給与が上がらない」「最近入社した人と給与が同額なのに長く勤めているだけで責任者扱いされて負担が多い」「給与が上がらないのに仕事が出来ない人が昇進した分のフォローをやらされる」などだ。
また、「自分にとって面白くやりがいを感じる仕事が会社にとって重要視されていないと感じた」「人事スペシャリストとして入社したが総務業務がメインになりスキルを活かせない」のほか、「コロナウイルス関連」では、「コロナ感染症の影響により業績が急落して給与が大幅削減された」「コロナ禍でも売上は上がっているのに給付金相当額の固定費を削減された」「リモートワークになって上司から必要以上にくる連絡がつらい」「会社のコロナに対する意識の欠如」などが寄せられている。
会社のコロナ対策への不満で辞めたいという回答は20.1%で、通勤時の対策不十分、リモートワークで常に上司から監視されている、売上減に伴う対応への不満などを、5人に1人が抱いていることもわかった。
そうした不満が、退職につながらないようにするためには、コロナ対応の取り組み状況や、理解してもらうための社内コミュニケーションだが、その役割を担うのが人事や総務、労務管理などで、管理部門の重要性が改めて認識される調査結果といえそうだ。
WEBサイト製作の業務委託契約書の作成方法と注意点
電子帳簿保存法Q&A【運用編】
【入門ガイド】はじめての電子署名
新型コロナウィルス問題と見直しておきたい契約条項
土地建物売買契約書の見直し方法と5つのチェックポイント
スシローなど外食チェーンが今年も一斉休業を実施、環境改善の一環 高島屋は正月営業日を見直し
「父親の仕事と育児両立読本~ワーク・ライフ・バランスガイド~」の活用法
管理職を対象に「ポストチェンジ制度」を導入の京王電鉄。ライフステージに応じた“柔軟なキャリア形成”を支援へ
基本給の決め方とは?基本給設計する4つのポイント
Reaching across the Aisle/民主・共和両党が団結!「有給家族休暇」制度改革への挑戦 育休制度が先進国下位のアメリカ【英語ビジネスニュース】
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
社員と会社の両方が幸せになる生活サポートとは?
新卒エンジニア採用施策アイデア大全
【面接対策】ハイスキルエンジニア学生を惹きつける!必見の面談テクニック!
誰もが悩む5つの組織課題をサーベイ導入で解決するヒントとは?
最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業 など|4月22日~4月28日官公庁お知らせまとめ
大阪万博に向け、会社員10万人が1000トンのCO2削減 「脱炭素エキデン365」パソナほか
最大800万円補助!東京都中小企業向け経営展開サポート事業でポストコロナをチャンスに変える!
【エンゲージメントサーベイ】サーベイ後に“アクションを起こした”企業の方が「生産性」・「業績」が向上している結果に
ZOZOTOWNが「ゆっくり配送」を試験導入。背景にある「物流の2024年問題」とは?
公開日 /-create_datetime-/