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夏バテに打ち勝つ、暑さに負けない対策!

公開日2018/08/15 更新日2018/08/16

8月も中旬となると、何となく身体がだるい、どうも胃腸の調子が悪い、食欲がないなど、社内で身体の不調を訴える人が多くなります。
いわゆる“夏バテ”ですが、そのままにしておくと、体の抵抗力が低下し、夏風邪の原因となることもあります。また、心臓病や生活習慣病につながることもあるので、夏バテだからと軽く考えず、早めに対処することが大切です。

夏バテはどうして起こるの?

夏バテの原因は、まずは夏の暑さです。
暑さに対応するために汗をかき、気化熱を奪うことで体温調節をしています。
体温調節は、自律神経の働きによるものですが、連日のように猛暑、熱帯夜が続くと、フル稼働で体温調節をしなければなりません。そのために正常な働きができなくなります。働き方改革ではありませんが、自律神経にも休みが必要です。

次は、室内と屋外との温度差です。
冷房の効いた室内から、炎天下の屋外へと出ることによる急激な温度変化、また冷房の効いたオフィスでも、冷気は下層部にたまるため、足元と頭部には温度差が生じます。
体温調節という重要な役目の自律神経は、こうした温度差にも対応しなければなりません。
また、汗をかくことで失われる水分やミネラル分などの不足によって、自律神経が乱れ、疲労がなかなか回復しなくなります。

さらに、紫外線も大きな影響を与えています。
紫外線を浴びると、体内に活性酸素が増えてきます。これが、疲労のもとですが、ギラギラとした太陽の光を浴びるだけでグッタリするのは、活性酸素が原因です。

これらが、夏バテの主な原因です。

夏バテの症状とその対処法

全身がだるくなかなか疲れがとれない、胃腸の状態が不調で食欲も減退、なかなか眠れない、やる気が出ない・・・などが、夏バテの代表的な症状です。これらは、すべて自律神経が関係しています。
自律神経は、呼吸、消化吸収、血液循環、体温、心拍数などを調整している神経で、それが乱れることによっていろいろなところに不調をきたしてしまいます。

こうした症状を自覚したら、まず、十分な睡眠とり、疲労回復を心がけましょう。また、汗をかいた後は、水分と塩分を摂取してください。ミネラル分の補給のためには、スポーツドリンクもおすすめです。

また、ビタミンB群を多く含む豚肉やウナギ、ビタミンCが豊富な緑黄色野菜、フルーツなどの食材を、積極的に摂るようにしましょう。
寝る前には、38~40度のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、自律神経の働きを整えることにつながります。

夏バテに打ち勝つ栄養素と食材

夏バテを予防するためには、日頃の食事も大切です。猛暑に負けない身体をつくるためには、バランスのとれた規則正しい食生活が基本となります。疲労回復に役立つ栄養素を多く摂取するように心がけましょう。

疲労回復効果/ビタミンB1
豚肉、ウナギ、玄米、トウモロコシ、エダマメなど。
疲労回復・抗酸化作用/イミダペプチド
鶏胸肉、マグロ、カツオなど。
ビタミンB1の効果を高める/アリシン
ニンニク、ニラ、タマネギ、ナガネギなど。
胃腸の働き活発化/クエン酸
梅、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類、酢、ビネガードリンクなど。
免疫力アップ/β-カロテン
トマト、ニンジン、カボチャ、ホウレン草など。
活性酸素を抑制/ビタミンC
ゴーヤ、ピーマン、大葉、アセロラ、パセリなど。

以上が夏バテ予防の代表的な栄養素と食材ですが、もちろん、このほかにもいろいろあります。
また、食生活だけでは、夏バテを防ぐことはできません。こまめに水分をとる、室温と外気温の差を少なくして暑さに慣れる、軽い運動で発汗能力を高める、十分な睡眠をとり、疲れをためないなど、日常生活でも注意すべきことはたくさんあります。

オフィスでも、デスクワークで同じ姿勢を続けるのは要注意です。血流が悪くなり、疲労物質がたまりやすくなってしまいます。
ドリンクタイムやモグモグタイム、トイレに行くなどして、時々は歩くようにしましょう。

また、暑いからといって、冷たい飲料や冷たいものばかりを摂取していると、胃腸機能が低下してしまい、食欲不振になります。
バランスよく食べ、ゆっくり寝て、残暑を乗り切りましょう。

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