公開日 /-create_datetime-/
ストレスチェックは、従業員数50名以上の事業場に年1回の実施が義務付けられているが、ストレスチェックを受託する株式会社ドクタートラスト内の研究機関「ストレスチェック研究所」が、2020年度の受検者240,275人(685の企業・団体)の膨大なデータを分析し、「健康リスク業種別ランキング」を算出して発表した。
もっとも健康リスクが高い業種総合ランキングのトップは「運輸業、郵便業」「医療、福祉」で、「製造業」「卸売業、小売業」が続いている。運輸業・郵便業はコミュニケーション面でのストレス、医療・福祉は仕事量、裁量面でのストレスの影響が大きく出たようだ。
健康リスクが高い業種総合ランキングは、「仕事の負担・コントロール」リスクと、「上司・同僚とのコミュニケーション」リスクの2つの指標をかけ合わせた数値で、健康リスクを理解するためには、2つの指標の意味と現状を知ることが必要だという。
つまり、個人ごとの仕事の負担と、それをいかにコントロールできているか、そのバランスがストレスに影響を及ぼしているというわけだ。
では、「仕事の負担」で健康リスクが高い業種だが、トップは「宿泊業、飲食サービス業」で、「教育、学習支援業」「医療・福祉」が続いている。
「仕事のコントロール」ではどうだろうか。もっとも健康リスクが高い業種は「運輸業、郵便業」、次いで「医療、福祉」である。
「上司とのコミュニケーション」リスクで健康リスクが高い業種は「運輸業、郵便業」、次いで「医療、福祉」、「製造業」という結果だ。
「健康リスク総合ランキング」の1位となった「運輸業、郵便業」は、他業種よりも「仕事のコントロール」「上司・同僚とのコミュニケーション」リスクが一段と大きく、それが健康リスクを高める要因となっているようだ。
いずれにしても、業務内容からストレスがあるだろうと推察できる業種が、健康リスクが高い業種とランクインしている。この分析結果をYouTubeで専門家が分かりやすく解説しているので、健康管理の担当者は、ぜひチェックしておくといいだろう。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
電子署名の適法性 ~日本の裁判手続きにおける電子署名の有効性~
【新卒エンジニア育成】入社1年で8割が一人前!サイバーエージェントの新入社員育成
総務・経理・営業の生産性に影響する法人車両の駐車場管理における落とし穴
契約書作成の際に必ず押さえておきたい8つのポイント
紙書類と郵送物の電子化によるコスト削減効果
GLTD制度と健康経営で企業価値を最大化!優良法人認定への確実なステップと導入事例を徹底解説
【くるみん認定取得に向けた法対応⑪】育児目的休暇(子の看護等休暇・養育両立支援休暇との違い)~子育て関連規定を学ぶ~
【無料DL可】預り証テンプレート|基礎知識と正しい書き方を解説
宿泊費の勘定科目は4つ!目的別の仕訳方法と経費にできないケースまで解説
中期経営計画の最終年度で注目すべき戦略のご紹介
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~自動消込照合率が91%まで上昇! 株式会社有隣堂~
家賃補助と社宅・社員寮、自社に最適な住宅補助制度の選び方
経理・人事・法務のスキルと年収相関の完全ガイド【MS-Japan】
工事請負契約書とは?作成時の注意点などを解説!
これなら先方も納得!取引先と請求書電子化をスムーズに進める3つのコツとは?
IPOを目指す企業が業務委託契約で見落としがちな労務リスク
労災の認定基準とは?弁護士がわかりやすく解説
ガソリン代の勘定科目は?代表的な4つの勘定科目と正しい仕訳方法を解説
脱PPAP!と聞いたけど何でダメなの?
準拠とは?意味・使い方・注意点を実務目線でわかりやすく解説
公開日 /-create_datetime-/