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最近よく聞くフィンテックって何?

公開日2018/08/30 更新日2018/08/30 ブックマーク数
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最近よく聞くフィンテックって何?

ITテクノロジーの発展と共に生まれた言葉が「フィンテック」です。
今、何かと目にするフィンテックとは一体どんなものを指すのでしょうか?
実際のサービスも交えながらご紹介します。

フィンテックとは

経済に耳を澄ましている方であれば、フィンテックという単語は度々聞こえてくるだろうと思います。

フィンテックとは、英語のスペルでFinTechと表記されます。これは金融(Finance)と技術(Technology)を合わせた造語で、金融サービスとIT技術を掛け合わせた革新的な動きや新しいサービス提供を表します。

2000年代前半からアメリカではフィンテックという言葉が使われ始め、現在ではアメリカシリコンバレーを中心に世界的に広がりを見せています。

2008年アメリカで起きたリーマンショックにより、金融機関に対する不信感が強まる中、リストラに遭った大勢の優秀な金融マンが駆け出し途中であったフィンテック分野へ流出し、フィンテックの開発は大きく前進、世の中に広まるきっかけとなったと言われています。

金融に関する高度な知識と、当時革新的だったスマートフォンの普及が融合し、最新の金融テクノロジーが生まれます。
MPOS、ロボアドバイザリー、PFMなど金融に関するあらゆる場面において最新テクノロジーが活躍し始めます。

これらを牽引しているのが、今ではアメリカを代表する企業にまで急成長を遂げた、アップル、グーグル、フェイスブック、アマゾンなどです。特にこの4社は自社の持つテクノロジーで得意とする分野において斬新なサービスを次々と開始するなど、世界的ITサービス開発牽引企業と言っても過言ではありません。

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さまざまなフィンテックサービス

フィンテックサービスと一括りに言っても、サービスの内容は多岐に亘ります。ほんの一部ではありますが、実際のサービスも交えてご紹介しましょう。

【PFM】

Personal Financial Managementの略で、個人のお金に関するデータを収集、管理するサービスです。よく耳にするものに「家計簿アプリ」「クラウド家計簿」などがあります。

Money Forward:自動家計簿アプリで、口座やクレジットカードなど、生活に密着するものと連動させれば、個人のお金の流れを把握したり、預金残高の管理ができたりします。また、口座引き落としのお金やクレジット決済を行ったものについても、項目を自動で分類して管理することができます。スマートフォンの写真機能を使ってレシートを撮影すれば自動で家計簿に反映され、お金の流れを可視化することで節約につながったといった声も聞かれています。

【ロボアドバイザリー】

人工知能(AI)を使った、投資アドバイスサービスです。

お金のデザイン:「THEO(テオ)」という投資運用サービスで、ロボアドバイザーによる投資アドバイス、運用サービスを提供しています。口座はオンラインで開設でき、必要な投資金は毎月最低1万円からととても気軽に始められるものです。投資一任報酬は預かり資産の年率1.0%で、売買手数料、為替手数料などは発生しません。投資金はポートフォリオ理論に基づき、世界中のさまざまな資産に投資する「国際分散投資」を行います。ただし、投資であり元本保証の商品ではないため、100%元本割れしないとは言えない「リスク」は少なからずとも存在します。

【MPOS】

Mobile POSの略で、ハンディタイプのクレジットカード決済が可能な、いわゆる「レジ」です。

ANA Digital Gate:ハンディタイプのクレジットカード決済カードリーダー「mPOS」を提供しています。
従来非常に高額で備え付けのPOSを導入する店舗が多いのが現実ですが、mPOSはたとえばレストランなどではテーブルまでmPOSを持って行けばその場でクレジットカード決済ができるものになります。
現在多く導入されているのが、ホテル、レストラン、空港、免税店、美容院、家電修理などの訪問サービスなどです。

【スマホ決済・送金】

スマートフォンにアプリをインストールすれば、スマートフォンから送金できたり、決済ができたりするサービスです。

LINE Pay:LINEが提供する決済・送金サービスです。事前に銀行口座やコンビニなどでチャージしておけば、買い物や飲食の際LINEで支払うことができます。たとえば友達同士で飲食店へ出かけた際は、LINEを使って割り勘の金額を算出し、そのまま送金もできます。LINE Payのようなアプリをインストールしておけば、お財布レスで買い物などが楽しめます。

【クラウド会計・経理サービス】

法人向けの、クラウド上で行う会計や経理サービスです。インターネット環境と端末さえあれば、自動で会計や経理を行ってくれるため、難しい専門知識は必要とされません。

freee:人事労務ソフトや法人向け会計ソフト、法人設立用サービスなど、種類が豊富にそろっています。帳簿作成、決算書の作成、請求書の作成など、通常会計や経理の煩雑とされる作業を自動で仕訳、整理、管理をしてくれます。担当者は余剰時間で経営戦略など企業成長に係る重要でより難解な仕事に取り組むことができます。

【マーケットプレイス・レンディング】

融資を受ける側と投資をする側の間に位置する、いわゆる仲介役です。

世界的金融危機の余波や経済の低迷などで、個人事業や小規模な事業所などへの貸し渋りが起きている中、IT技術を駆使したマーケットプレイス・レンディングは(銀行としての規制を受けないため)超低金利での資金融資を行っています。イギリスやアメリカではマーケットプレイス・レンディングも新たな金融仲介の形として広がりを見せていますが、日本においては未だ限定的なものに留まっています。


IT技術の革新により、世界中でキャッシュレス化の動きが活発になっています。今では当たり前のように電子マネーで買い物をしたり、オンライン決済をしたりしていますが、これらはすべてフィンテックと呼ばれる最新のテクノロジーと金融の融合から生み出されたものなのです。
世界最古と言われるエレクトロン貨の発明からおよそ2700年、貨幣の在り方自体に大きな変革の時を迎えているのは確かなようです。

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