詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

「自分に自信がない」ミドルシニア社員が6割

公開日2021/11/01 更新日2021/11/02

40代~50代のミドルシニア社員といえば、社内では課長や部長などの管理職ポストに就き、担当部署の仕事の成果をはじめ、社員の育成にも責任を担う立場である。

それだけに、若手社員にとっては、ときには目障りな存在と感じることもあるだろうが、実は「自分に自信がない」と思っているミドルシニア社員がおよそ6割もいることが、有限会社エッセンシャルエデュケーションセンターの調査で明らかになった。

調査は40〜50代の会社員の「自尊感情」に関する意識についてだが、自分に自信があると「胸を張って言える」は4.6%で、「それなりに自信はある」が40.4%と合わせても45%と、半分以下にとどまっている。

一方、「あまり自信がないほうだと思う」が42.2%で、「全く自分に自信がない」の12.8%を合わせると55%だ。

それなりのキャリアを積み上げてきているはずだが、自分に自信が持てない理由でもっとも多かったのが「胸を張れるほどがんばっていないから」(53.3%)で、次いで「他者と比較してしまうから」(46.7%)、「仕事がうまくいっていないから」(20.0%)が続いている。

ほかにも「会社で怒られることが多いから」「人に誇れるようなものがない」「大きな成功体験がないから」などの声もあるなど、意外にも40代~50代のベテラン社員層は、会社内で自信喪失状態に陥っているようだ。

数々の困難な状況を乗り越えてきた経験も豊富で、困ったときには頼りになるたのもしいしい存在でもあるのだが、目まぐるしく変わる仕事環境のなかで、かつての仕事の進め方が通用しなくなっていることも自信喪失につながっているのかもしれない。

しかし、人生100年時代といわれ、労働人口の減少が著しい日本では、中高年層も企業にとっては貴重な戦力。40代~50代のミドルシニア層も、自信を持って活躍できる環境を整える必要がありそうだ。

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報