公開日 /-create_datetime-/
12月から医療従事者への新型コロナワクチンの追加接種(3回目接種)が始まりました。
高齢者や64歳未満への接種も令和4年9月30日までに完了予定です。
当初は、2回目接種から8か月以上経過していることが原則でしたが、前倒し方針が示されるなど現場では早くも混乱が生じているようです。
ワクチンを2回接種していても、時間の経過とともに中和抗体が減少するという報告があることから、効果を高めるために3回目の接種を実施するのが追加接種(ブースター接種)です。すでにイスラエルやイギリス、アメリカなどで始まっています。
日本では、12月から医療従事者、年明け1月から高齢者への追加接種が順次始まり、令和4年9月30日までに、接種対象となる希望者全員に追加接種を終了する予定です。
当初は、2回目の接種からおおむね8か月以上経過していることが追加接種の原則でしたが、ヨーロッパや韓国で感染再拡大となっているオミクロン株の市中感染が日本各地で確認されたこともあり、接種間隔を6~7か月に前倒しして接種していく方針が示されました。
感染力が強いとされるオミクロン株の市中感染が広まれば、第6波へのリスクも高まります。追加接種が前倒しされることは安心材料とはなりますが、突然の方針転換によって、接種券配布や接種会場設置などを行う自治体では混乱をきたしています。
いつまでに、どのくらいの量のワクチンが自治体に配送されるのかがわかれば自治体も準備できますが、正確な量がなかなか明らかにされないため、自治体には困惑が広がっています。
厚労省は、すでに12月から来年3月の接種向けに米ファイザー製2,400万回分、米モデルナ製1,700万回分の配送手続きを進め、供給量は十分確保しているようですが、1、2回目の接種でも、配送が間に合わずに接種計画の練り直しを求められた自治体もありました。
3回目接種の対象になるのは、2回目の接種が完了した日から原則8か月以上経過(6~7か月に短縮)した18歳以上の3回目接種希望者の全員が対象となります。日本では12月末段階で8割が2回目の接種を完了しています。
世界でもトップクラスの接種率ですが、2回接種してもウィルスに感染することが確認されています。
とはいえ、重症化のリスクを減らすためにも、事情により接種ができない人以外は、できるだけ早く3回目接種を済ませたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
12月と来年1月の接種対象者は約400万人で、その分についてのファイザー製ワクチンは確保しているようですが、2月と3月に対象となるおよそ3,400万人に対してのワクチンは約2,000万人分にとどまる見通しです。
そのため、2回目までとは異なるメーカーのワクチンを接種する「交互接種」を承認し、ファイザーからモデルナへ切り替えて接種することも可能になりました。
交互接種であっても、3回目の接種による効果は各国のデータでも示されています。原則として、住民票所在地の市町村の医療機関や、自治体が用意する接種会場で接種を受けることになります。接種券が届き次第、速やかに接種を済ませることがアフターコロナには必要ではないでしょうか。
3回目接種について、日本では感染者数が落ち着いていたこともあり、それほど注目されませんでしたが、オミクロン株による海外の再拡大状況をみると、前倒しも止むなしとなりました。発生から丸2年を経過しても、なかなか安心して生活できる状況にはならないようです。
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
社印・社判を必要とする文書の電子化
社員と会社の両方が幸せになる生活サポートとは?
公認会計士は食えない?年収や就職先などを解説
開催直前企画!「Manegy ランスタWEEK for 経理&法務」の全てをご紹介!
副業制度がある会社は約3割で前回調査より増加傾向。一方、副業人材を活用している企業は1割未満
25卒生の“企業選びの軸”は? 4割超が「DXの取り組み」を重視、“テレワークの採用”がポイントか
ランスタ開催直前告知!成長企業の経理担当者なら押さえておきたいウェビナーは…?
新規ユーザーも 乗り換えユーザーも「シンプルで使いやすい」と 口コミを寄せる、勤怠管理に特化したクラウドサービスとは?
よくある残念な英語研修VS成果を出した英語研修の短期計画
社員の生産性を高める「ワーク・エンゲージメント」とは?~メンタルヘルス不調や定着率・離職率との関連について~
BPO安定運用のための伴走型支援と導入事例
電子契約における代理署名・代理押印
【管理部門・士業の実態調査】2024年度の給与アップと人事評価の実態とは?
社内不正被害、人材の流動性が高い4月から6月は要注意 被害の6割近くは「情報持ち出し」
学生の就職観は「楽しく働きたい」「ノルマがきついのは嫌!」~企業が採用活動をするときのポイント~
【2024年度の賃金動向】企業の約6割が“賃上げ見込み”過去最高記録を更新へ。半数超が「ベースアップ」を実施予定
経費精算システムで経理業務を劇的効率化! おすすめサービスも厳選紹介
公開日 /-create_datetime-/