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昨今の物価上昇や年金支給額の減少、社会保険料の値上げなど、日々の生活と将来に対する不安から、資産運用を行っている人が増えているようだ。
そこでマネジーではこのたび、資産運用や資産状況に関する調査を実施した。調査対象は、当社運営メディアに登録している管理部門・士業従事者。本記事でその結果を発表する。
【調査概要】
調査テーマ:資産運用に関する意識調査
調査期間:2022年6月1日~8日
調査方法:インターネット調査
調査人数:447名
調査対象:20代~60代の管理部門・士業に従事する男女
調査主体:当社運営メディアに登録している管理部門従事者
※四捨五入の関係で、回答の合計が100%にならない場合があり。
最初の質問は、調査参加者全員(447名)に資産運用を行っているかを尋ねた。
本調査の回答者の7割以上、つまり3人に2人以上の割合で資産運用を行っていることがわかった。ただし、本アンケートでの“資産運用”の内訳には預貯金も含まれるため、逆に言うと3割近くの人が預貯金もない状態のようだ。
そこで、2問目では実際に行っている資産運用の方法について尋ねてみた。
結果は、預貯金が全体の約7割で最多に。以下、株式投資・投資信託・iDeCo(個人型確定拠出年金)・外貨預金…、と続いた。
預貯金は普通預金も含まれるため、最も始めやすい資産運用と言えるだろう。また、資産運用を行っている人の半数以上が株式投資をしている。特に、投資の王道である国内株式投資は、値上がり益や配当金だけでなく、株主優待でも利益を得られるので人気が高い。次いで人気の投資信託は比較的リスクが低く、積立投資しやすい点が支持されているのかもしれない。そのほか、税制優遇があり公的年金にプラスできるiDeCoも、4人に1人の割合で行われている。
3問目は、全回答者を対象に資産額を聞いてみた。こちらは、資産運用を行っている人と行っていない人に分けて統計を取っている。
こここからは、現在の資産額について質問した結果をまとめてみた。
資産運用の有無、年齢別に調査したところ、各項目で大変興味深い結果となった。
上記のとおり、資産運用を行っている人の最多は「1001万円以上」で、行っていない人の最多は「~10万円」と、大きな差が出た。資産運用を行っている人の「~10万円」の割合はおよそ20人に1人だが、行っていない人は3人に 1人である。一方で、行っていない人も資産額「751万円以上」の人が計34.7%(42名)おり、“資産運用なし”ながらも資産に余裕がある人が意外と多いことが判明した。
また、回答を年齢別に分けた結果がこちらだ。
結果は、20代を除いたほかの年代は資産額「1001万円以上」が最も多かった。特に、年代が上がるほどその割合が高くなり、60代以上は過半数の人が「1001万円以上」に。これは、預貯金をはじめ各種資産運用による積み上げのほか、退職金などが保有資産額を引き上げていると予想できる。また、家族持ちの場合は子育てが落ち着く年齢層であり、育児に関わる出費が減った分が資産に回っているのではないだろうか。
以上が「資産運用に関する意識調査」の結果である。
今後も資産運用を行う人はさらに増えると予測されるが、運用で大切なことは、自身に合った方法を行うことである。マネジーでも、資産運用に役立つ記事や各種資料を本サイトで提供しているので、ぜひチェックしてみてほしい。
※調査結果の閲覧には、マネジーの会員登録(無料)が必要です。会員登録いただくが、マネジーにログインすることで、閲覧が可能です
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