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「会議は踊る、されど進まず」とは、会議がうまく進まないこと表現する代表的なフレーズだ。映画にもなっているので、ご存じのビジネスパーソンも多いだろうが、元になっているのは1814年から1815年にかけて開催されたウィーン会議での様子だ。
ウィーン会議は、ナポレオン失脚後の領土問題を話し合うための場であったが、参加国の親睦を深めるために舞踏会や宴会も催した。舞踏会は大いに盛り上がったものの、本来の目的である領土問題の話し合いはまったく進まなかったことを揶揄した、参加者の発言が元になっている。
さて、なかなか話が進まず、ダラダラと会議が続くことを、19世紀に「会議は踊る、されど進まず」と皮肉られたが、そうした会議が21世紀になっても続いていることが、株式会社識学が実施した「会議に関する調査」で明らかになった。
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の従業員数10名以上の企業に勤める20歳~59歳の男女で、直近3年以内にお勤めの企業でオンライン会議・オフライン会議どちらも出席したことがある方、オフライン会議のみ出席したことがある方(一般社員 150名、管理職150名)
調査期間:2022年7月27日(水)~8月1日(月)
なんと85.0%が、過去に「無駄だと思った会議があった」と回答し、会議が長引いて残業をしなければならなかった人が73.7%、さらに最長8時間というロングランの会議を経験した人もいるというから、まさに「会議は踊る」である。
8時間も、一体どのような話し合いが行われていたのかも気になるが、調査から見えてきた無駄な会議の特徴は「会議の目的が不明確で何を決めるのかわからない」が49.8%と、およそ半数を占めている。
会議の目的が明確でなければ、それこそ何時間話し合っても結論が出るわけもなく、まさに時間の浪費であることは、誰の目にも明らかだろう。
もちろん、事業をスムーズに進めていくためには会議は必要だ。ところが、会議での発言者がいつも同じ、議論がさっぱり進まない、参加する必要のない会議に呼ばれることもあるなど、84.7%が何かしら会議について悩みを抱えていることもわかった。
では、「会議は踊る」とならないためには、どのようにすればいいのか。まずは、会議の目的を明確にすることである。目的が明確なら、参加者も資料を用意するなど事前準備もできるのではないだろうか。
また、議論百出で会議の論点がずれてしまうこともある。会議のリード役、最終的な意思決定者を明確にしておくことも、会議本来の目的を達成するためには必要となりそうだ。
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